ゴールデンウイークが終わったね?
何でも終わってしまうんだってことを、つくづくと感じる・・・
大好きなまんがの連載が終わってしまったときにね。
時は何の断りもなく、
こんなふうにどんどんと過ぎ去ってしまうんだろうか・・・
と、予想外な結末に思わず落胆しそうになってしまうんだ。
たいした休暇であれば、心は豊かなのに財布はさびしく、
終わってしまったというほどの、たいした休暇ではない場合には、
財布はそれほどじゃないのに、こころはさびしくて・・・
はかなさと虚しさと懐かしさと、疲労とほんの少しの後悔に加えて、
現実的な財布のさびしさが、複雑に入り混じった、
不思議な感覚が訪れるんだね?
それは、きっと、
ゴールデンじゃなく、ラブラドルにしても、同じことだろうと思うんだ。
楽しいことはさっさと終わってしまい、
苦しいことはずっと続くように感じる・・・。
でも、ぼくは狂犬病の注射のときにだって、
ぜんぜん泣いたりはしなかった。
実は、あんまり感じなかった・・・。
だからといって、
人生の喜びを感じる上で、
鈍感だということがすばらしいものじゃないということぐらい
ぼくにだってわかっているつもりなんだ!
鈍感さと虚しさという、相反する虚無的な感覚に
敗北することなく毅然と立ち向かっているぼくは、
まるで何にも感じないように見せかけて
きょうも平然と過ごしているわけなのさ。
どう、ちょっとは見直した?
流れているのは「こころのかけら」