うそをつくことは好きかい?:
ぼくはあんまりうそ向きじゃないよ。
だって、うそついても誰も気がついてくれないし、
もし万一気がついたとしても、
「どうしてうそなんかついたの」って怒ってくれないような感じなんだ。
うそをつきそうなタイプに見えないってことは、誇らしいことなんだろうか?
もしかしたら、あんまり頭良さそうに見えないってこと?
そんなこと絶対にないんだけど、
そう言ったらうそになっちゃうのかなって思うから、言えないんだ。
ねっ。やっぱりぼくってうそ向きじゃないだろ?
(C) 1998 HEPAFIL
自然保護についてどう思いますか?:
自然動物と家畜動物を差別しないようにしてくれるなら、
ぼくは自然保護に賛成しようと思う。
でも、保護する方に入ろうか保護される方に入ろうかという問題には
悩んでいるんだ。
最近怖いなって思うこと何?:
ぼくね、一つ心配していることあるんだよ。
すっごく恐がりだなって思われるに決まってるから、
言うの嫌なんだけどね。
ぼくがある日突然消えてしまったらどうしよう、っていうことなんだ。
ちょっと言いにくいんだけどね、
ぼくってほら、ちょっとバーチャルな存在だろ?
それで、なんて言うのかな、お金のこというの嫌いなんだけど、
もし万一だよ、ぼくの世界の支配者が、
プロバイダーに、ぼくの世界の継続料金を払うのやめたら
ぼくはどうなるの?
ぼくは一瞬にして消えてなくなるわけ?
それで世界は何にも変わらず、昨日と同じようにやってくっていうわけ?
最近、ぼくは「ヴァーチャルな世界に住む動物愛護協会」に
入ろうかなって思ってる。
それって当然だろ?
ほんとに、他人のお財布の中身で自分の存在が決定されてしまうほど
不条理なことってないよ!
流れている曲は「あなたの手の中の」です。