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海外情報〜アスベスト関連〜(2005.6.10)

−サイト紹介−
クリソタイル研究所(カナダ)の「よくある質問」

Chrysotile Institute
Frequently asked questions
http://www.chrysotile.com/en/faq.aspx

1、なぜカナダはクリソタイルを禁止する必要があると考えていないか?
2、なぜ大勢の人たちがそれに曝露したことによって死亡しているのに、クリソタイルの安全な使用を促進しようとしているのか?
3、なぜカナダは、自国ではアスベストを使用していないのに開発途上国への輸出をしているのか?
4、なぜアスベスト禁止に対するロビー活動を行っているのか?
5、アスベストは、今年、世界中で10万人もの人を殺すというのは本当か?

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(要点)

1、なぜカナダはクリソタイルを禁止する必要があると考えていないか?

クリソタイルを禁止することは、現在の科学的な証拠と相容れない。国際労働安全委員会と国際化学物質安全性計画の共催によるワークショップで、大多数の科学者が、今日の標準的なクリソタイル使用による曝露に基づくリスクはたいへん低いと認めた。安全に使用することができるのだから、カナダは安全使用の原則(the safe use principle)を支持する。・・・(後略)。

2、なぜ大勢の人たちがそれに暴露したことによって死亡しているのに、クリソタイルの安全な使用を促進しようとしているのか?

クリソタイル及びクリソタイル・角閃石の混合物に対する高濃度曝露によって、一部の労働者の健康に影響を及ぼしたり死をもたらしたりするまでには長い潜伏期間があり、それは過去の使用によってもたらされていることを意味する。アスベストの吹きつけは、その多くが角閃石類で、ほとんどの国で1070年代以降禁止されている。クリソタイルセメント製品は、人の健康に対して把握可能なレベルのリスクを引き起こさない。・・・(後略)

3、なぜカナダは、自国ではアスベストを使用していないのに、開発途上国への輸出をしているのか?

このような断定は、カナダ国内における消費量と積荷量、また、他の国における消費量についての間違った数値に基づいている。一人当たりの消費量を見れば、カナダの消費量は、最も消費量の多い開発途上国よりも20%多いことがわかる。開発途上国のクリソタイル使用は、コミュニティの建設や社会的基盤の製造に役立っている。・・・(後略)

4、なぜアスベスト禁止に対するロビー活動を行うのか?

このような問題について、われわれの決定を導くために信頼性のある科学を用いることは重要なことである。クリソタイル産業は、クリソタイルの安全な使用を促進する責任がある。責任ある使用のためのプログラムを通して、国際的なクリソタイル産業は、潜在的な有害性を持つ物質の使用に関するモデルとなる産業になるように努めている。・・・(後略)

5、アスベストは、今年、世界中で10万人もの人を殺すというのは本当か?

危険性をことさらに騒ぎ立てる人たち(アラーミスト)のあげている数字は、現実とはかなりかけ離れたもので、ぺトンのモデルに基づくものである。そのモデルでは、本当の死者数がぞんざいに過大評価されていることがわかった。・・・(後略)。(モデルは、主に角閃石アスベストに高濃度に曝露した労働者に発生した疾病に関するデータに基づく推定である。)

以上は、Chrysotile Instituteのホームページ(http://www.chrysotile.com/en/faq.aspx)の内容の一部を紹介したものです。詳細については同ページでご確認ください。



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