前略2002.8.13 静岡県の医療室に、ヨウ素剤の配布方法などについてお話を伺うことになりました。
日時 8月15日(木)10:30〜
内容については次の質問書をご参照ください。
静岡県健康福祉部医療室(054-221-2418)
2002年8月12日
静岡県健康福祉部健康福祉総室
医療室長 様
(住所氏名等略)
アスベストについて考える会
E-mail : hepafil@ag.wakwak.com
URL: http://www.ag.wakwak.com/~hepafil/
原子力災害に伴うヨウ素剤の配布について(ご回答のお願い)
草々
2 ヨウ素剤の配布方法について
・現在考えられている、ヨウ素剤の配布方法、配布対象者、配布時期、配布場所、配布する人、配布の際の説明事項についての取り決め
・ヨウ素剤の運搬方法、運搬者はどのように決めているか
・配布のために必要な医療関係者は何名で、いつ、どこに配置されるか
・スクリーニングや配布のために必要な機材にはどのようなものがあって、それはいつ、どこに配置されるか
・薬剤や機材の運搬のためにかかる時間、医療関係者の到着までの時間、スクリーニングにかかる時間、配布のためにかかる時間は、それぞれどの程度と予測しているか
・住民が自宅等へ退避した際に、ヨウ素剤の運搬、配布、スクリーニング等はどのような人が行うか、また、それらの人はどこに何名程度配置されるか
・配布場所や配布方法について、周辺住民にはどのように伝えているか
・ヨウ素剤の配布に関して、国、県、周辺自治体の役割分担はどのようになっているか
・ヨウ素剤の配布に関して、県の医療室と原子力安全対策室の職務分担はどのようになっているか
・ヨウ素剤の配布に関して、県が定めている取り決めにはどのようなものがあるか
3 原子力総合防災訓練について
・平成12年2月1日に行われた原子力総合防災訓練で、ヨウ素剤の配布についてはどのような訓練が行われたか
・訓練結果はどのようなものだったか
・ヨウ素剤の配布指示が出るまで、また、運搬終了までにどの程度の時間がかかったか
・どのような問題が発生したか、また課題についてどのようにとりまとめているか
・今年10月に予定されている防災訓練の内容はどのようになると考えられるか
4 今後の対応について
・平成14年4月に原子力安全委員会原子力施設等防災専門部会がとりまとめた報告書(『原子力災害時における安定ヨウ素剤予防服用の考え方について』)を、県はどのように受け止めているか
・ヨウ素剤の備蓄や配布方法について、今後の検討の見通しはどのようになっているか
・国や周辺自治体との協議の予定はあるか
・県防災局との協議はどのような点について行われるか
5 その他
・国の原子力安全委員会で行われているヨウ素剤の服用に関して検討している会議に、静岡県の担当者が出席や意見を求められことがあるか、また、自主的に参加したことがあるか
・その際の対応や提出した意見などはどのようなものか
・周辺自治体が定めている、ヨウ素剤の配布に関する取り決めはどのようになっているか
・県や周辺自治体の職員、病院関係者らに対する研修はどのように行われているか、また、行われる予定か
・この件について、県の原子力対策アドバイザーに意見や指導を求めているか、また、求める予定があるか
・原子力災害時に、県の地域防災計画で重点的な範囲として定めている、浜岡町など5町以外の地域から被害者が発生したり、被害者が発生する恐れが生じた場合、また、5町以外の住民からヨウ素配布の求めや問い合わせを受けた場合、県の医療室としてはどのような対応をすることになるか
・この場合、5町以外の市町村では地域防災計画の原子力対策を取り決めていないが、それらの市町村に対して、県はどのような対応や協力を求めることができるか
・「東海地震対策モニタリング実施要領」はどのようなものか
以上