愛媛労働安全衛生センター2001.3.8
電設作業員の労災事故認定をめぐる記録、「石綿暴露−四国電力労災死事件訴訟」(愛媛労働安全衛生センター編)が出版されました。
*以下は「安全センター情報」2001年3月号の紹介記事をまとめたものです。 -----------
本書は、日本で初めてとなった発電所労働者の「アスベストによる死」に取り組んだ人々の物語であり、裁判の記録。
1991年に行われたアスベストホットライン第1号の相談から、和解に至るまでに9年、死亡されてから15年を経て出版された。---------------
『石綿暴露−四国電力労災死事件訴訟』
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目次
第1部:あとを継ぐものたちのドラマ
発電所での一労働者の死
告発
裁判
三人の弁護士
ニューヨークからきた老病理学者
和解
第2部:アスベスト疾患のひろがり
アスベスト疾患の現状と展望
悪性中皮腫とはどんな病気か
資料:
鈴木安之亮意見書
裁判所に提出した翻訳文献
(以上)