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2001.2.12
2月9日、経済産業省の住宅産業窯業建材課で話を聞きました
(2:00〜3:30)。

社団法人日本石綿協会に関して同課で持っている書類は次のとおり。

1 定款

2 平成11年度事業報告書
 ・事業報告
 ・会員移動状況
 ・平成11年度環境安全衛生委員会活動実績
 ・平成11年度広報委員会活動実績
 ・収支計算書
 ・正味財産増減計算書
 ・貸借対照表
 ・残高証明書
 ・財産目録

3 平成12年度事業計画書・収支予算書
 ・平成12年度事業計画
 ・平成12年度環境安全衛生委員会活動計画
 ・平成12年度広報委員会活動計画
 ・平成12年度国際担当活動計画
 ・平成12年度予算

4 会員名簿(平成12年3月1日現在)

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同課での話の内容はおよそ次のとおり。

監査は3年に一度、協会に出向き、会計関連の書類が整っているかなどを中心に書類審査をしている、特に問題になるようなことはなかった。

通産関係のOBとしては、専務理事のひとり。

輸入統計については、製品の輸入はほとんどないと思う。
10万トン程度というのは正確な数字で、それ以外の製品が輸入されていることがあるとしても、ごく特殊な繊維、高熱のパイプラインの周りなどに使うタイプのものが、過去に輸入されているということを聞いたことがある程度で、量はごくわずか。それ以外に、建材などの形で石綿製品が輸入されているということは考えられない、したがって、10万トン前後の輸入量はそのように受け取って問題ない。

リサイクルについては、石綿スレートのリサイクルはあまりやられていないと思うし、あまり望ましくない、将来は無害化するようなことも考えなければならないとは思う。

カタログの表示については、指摘を受けてクボタには申し入れをした。数年に一度作るということで新しいものには石綿の表示が入っているのではないか。もらったカタログがクボタのものだけだったので他のところには行っていない。

これまで12年間にわたり(低減化については11年間?)、石綿協会に同課から継続して調査を委託、報告書が毎年提出されていた。

委託費は300万円から400万円程度。部数は50部くらいで、出来上がった段階で石綿協会から同課に数冊届けられ、あとは石綿協会の判断で調査に参加した企業、研究者などを中心に配布されている。過去のものは1冊しか同課には残っていないものもある。どこに配ったかはわからない。残部数については石綿協会に聞かなければわからない。

石綿協会へ委託していた低減化に関する調査報告はこれで終わりで、今年は、ヨーロッパの禁止の動きを受けて現状を調査するという内容の委託になっている。委託費は400万円程度。石綿協会が集めた研究者などを中心にヨーロッパへ調査に行っており、報告書が近々あがってくる予定。

来年度は予算がつかなかったため、委託事業はない。

------以上


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