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9/7   2000年問題の報告書 −その2−

(中部電力の浜岡原子力発電所の2000年問題に関する報告書について。)

1枚10円のコピーが200枚分になったからといって、ここで新たに「2000円問題」が発生したというわけではない。(実は新たに「6200円問題」に発展したわけだけど・・・)とにかく続きはこのようなことに。

注意:電話による聞き取りなので、双方の誤解や聞き違いなどによって、内容に間違いがある場合があります。また、担当者の違いや時間の経過により、回答が変わる場合があります。



    *静岡県情報政策室の話(054-221-2082)

    ・西暦2000年問題については、庁内に対策本部を設けている。これは、昨年11月にできたもので、本部長が副知事の柴さん、メンバーは各部局長などによる。
    ・会議は今年2月と5月に行われた。時間はだいたい2時間くらい。
    ・これ以外に民間企業や団体を対象にして、対策会議が開かれている。

    ・対策会議は、第1回目が3月26日に開かれている。  対象は、静岡銀行、中部電力、東京電力、静岡ガス、NTT、SBS、JR、バス協会、静鉄、医師会、病院協会、中小企業関連団体、市町村代表など、40あまりの団体。

    ・会議時間は1時間程度。
    ・中電からは、出席した担当者から、浜岡原発、火力発電所などについて、すでに点検を終了しているという趣旨の発言があった。(資料は特にない。)

    ・次回2回目の対策会議は9月17日に行われる予定。
    ・予定時間は、前回と同様に1時間程度を予定している。報道関係者の同席は認めているが、傍聴は考えていなかったが、希望があれば、検討して連絡する。

    (8日、9日の全国規模の模擬訓練の対応はどうなっているか)
    ・連絡訓練で、事務局が対応する。

    *静岡県安全対策室長の話(054-221-2729)

    ・報告書については、写しを6月21日(の報道発表があった日)に受け取っている。報告書の内容と、国から発表されている内容程度を把握している(資源エネルギー庁のホームページにある)。
    ・報告書についての検討は特にしていない。

    ・国が内容について審査しており、対策はすでに完了しているという報告を受けている。運転制御については日付情報を利用していない、停電等が発生する恐れはない、というような内容で、自分たちもそのように認識している。
    ・原子力発電の運転管理については、国が法律に基づいて指導監督するものなので、詳しい内容については、自分たちがお答えする範疇にない。自分たちが管理監督する権限にない。

    ・報告書は、情報公開で請求されれば、中部電力の資料なので、中電と相談して公開することになると思う。情報提供などの形での対応はできない。
    ・この報告書のような資料を、ひとつひとつ県民サービスセンターにおいて、公開資料とはしていない。事業者のほうで公開する文書だ。

    ・中部電力の発電所全体で行った訓練については、承知していない。
    ・国のほうが安全性については審査しているので、問題は発生しない(絶対にそれはない)と考えているが、もし万が一トラブルが起これば、通常のトラブルと同じであるので、手動で対応することができると考えている。(通常の訓練の中でも、パターンやシュミレーションによる訓練をしている。)

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ここまでが、9月6日(月曜日)までの話。

*情報公開で請求すると、200ページの報告書は約6200円になる(閲覧だけならば200円)。


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