妖精のしっぽ   

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    ファァンタジ− 5月11日 更新

 ファァンタジ−、一応私の書く漫画はほぼこれの範囲に入るわけではあるが
 実にあいまいというか許容範囲が多いジャンルだと思う。
 要するに非現実であればいいのであって、、何でもこいなのだ。
 いいや、現実でもいっこうにかまいはしなかったりすることさえある。
 事実、なんとなくファンタジックってなだけでこうタイトルにつく時があったりする。
 だからといってどうだってこともないが、、。

 自分で書くだけにこのジャンルは非常に好きではある。
 私の読む小説は殆どこのジャンルだったりする。
 そう、私は早川FTの愛読者。
 しかし、このところあんまり読めないので買うばかりでどんどんたまっているしまつ。
 一番好きなシリーズの「ザンス」でさえ2冊たまってしまった、、、やれやれ。
 
 なぜ、不思議ものが好きなのか、、?。
 現実逃避か、もしくは完全に自分の思い通りになる世界の掌握願望なのか、、?
 ひょっとしたら世界征服の野望があるのだろうか、、?
 、、ただの幼児性のわがままだろうか、、、?。
 昔、まだ、子供のころ大人は大人なんだと思っていた。
 しかし、今、自分が十分大人である年齢であるもかかわらず
 まだまだ、未成熟な人間であることを私は実感している。
 それは、ある意味嘆かわしくもあるが、反面
 夢があっていいではないかと居直っている自分もいる。
 分別はつく、ついていると思う、が夢がなくては味気ない人生だと思う。
 それが実現不可能な荒唐無稽な夢であっても、、。
 
 かくして、無責任な非現実的仮想世界は生まれ続けるわけである。