「ふふ、じゃあね、シフォンケーキ・セットで許してあげる、『亜留』のよ。」
剛ってば喜んじゃって、ほんと単純なんだから、、、。
アレキサンダーっていう個性的な顔のペルシャもどきの猫がいるそのお店は
もっか私のお気に入り。
お目当てのシフォンケーキをつつきながら聞いてみる。
「ねぇ、私達ってどう見えるのかな?」
「どうって?」
「たとえば、友達?。兄妹?。、、、それとも援交?。」
「おいおい、、、俺はンなおじんですかね?お姫様。」
ふふ、でもほんと、どう見えるのかな?。
「あ、、。」
「ん?。」
「ほら、雪、、、積もるかなぁ、、、。」

      ほのぼのと雪を見る           しみじみと雪を見る