「よっ、雫ちゃん!。」
不意に後ろからから呼ぶ声がして振り向いた。
「剛。」
「こんなところで何してんだ?。」
場所は商店街、道行く人があわただしくすぎて行く。
「何って、、、もうすぐ、、、じゃない、、、だから、、、。」
「え?。」
「もう、言っちゃったらプレゼントにならないじゃない。」
って、やだ、自分で言っちゃった、、。
「プレゼントって、、、。ああ、クリスマスか、、、。」
町には時節がらクリスマスソングが流れている。
「もう、、、。びっくりさせようと思ったのに、、、。」
ええい、もう、ふくれてやるんだから。
ふふ、剛ったら困った顔してる、わざと困らせて見せるのって悪い子かな?。
でも、剛達だってう〜んと心配させたんだからおあいこよね。
まぁいいや。

      このへんで許す。       もう少し困らせる。