「ったく、何で私があんたの分までお弁当作ってやんなきゃあ
なんないのよ。」
花見の弁当を作り終えた美神に呼ばれて毒づかれた。
「言っとくけど、前世がどうだか知らないけど、あんたと私は
赤の他人なんだからね。」
へいへい。
「とか言っちゃっても作っちゃうのよね、美神さん、
ほんと、面倒見良いんだから。
ね、私も手伝ったんだからね、良い場所ちゃんと取っといね。」
横から雫ちゃんがからかう。
「了解、お姫様のご所望とあれば、、、。」
けど、場所取りか、、、ちょっと出遅れたかもなぁ、、。
こうなれば式神を飛ばす。 困ったときのサブ頼み。
|
|