サバンナでモーニングティーを (tea for two)
テントの外で、おしゃべりタイム 外人たちと一緒のくつろぎのとき

一番上の写真は、夜明けの後、テントの前にボーイが運んでくれた「モーニング・ティー」を、早朝のサバンナを眺めながら、一人でゆっくり飲んだ後、朝食をとろうと、メインテントの方へ、歩いてきたときにあったものである。

パッと頭をよぎったのは、オードリー・ヘップバーンの ”ティファニーで朝食を” ”tea for two 二人でお茶を" の場面と言葉であった。

あ〜、これこそ、 ” tea for two 二人でお茶を ”のシーンである。

キャンプの人たちが集まる場所は、一番大きなダイニング&バー・テントである。

ディナーは、一見アフリカ風であり、また英国風でもある。
いずれにしろ、フルコースの何でもありの立派なものである。

食後には、男性は強いアルコール、女性はカクテルなどを飲みながら、昼間のサファリーや、明日のゲームウオッチングのこと、時には、隣り合わせた東洋人を交えて、それぞれの自己紹介などおしゃべりが続く。

まずは、とにかくこのおしゃべりにジョインすることが必要。
これに乗ることが、国際交流の始まりである。

とにもかくにも、まづはトライです。

このキャンプの滞在者は、大体この写真に写っている人ぐらいである。

つまり、ほんの少人数の一団である。
そのことが、なにもかにも、ゆったりと、静かに落ち着いており、アフリカ風と英国風が混ざり合ったような、穏やかな時間が過ぎてゆく。

自然の中で、自然の営みを素直に見つめ、自然に身をゆだねるような気分で時を過ごすことは、なんと充実した、贅沢なことであろう。

   アフリカの良き自然よ、永遠なれ!
次話へ