この雑踏がカイロ風 | 露天商との駆け引き | |
やれやれ少し人通りが空いた | カイロの一目800人 |
カイロの商店街に行くと、ほこりと汗と食べ物と女性の強烈な香水と強い調子のアラビア語の混ざり合ったざわめきの中に身を置くことになる。 これが有名なカイロの一目800人である。(一目で800人が見渡せるという意味) 毎日が東京の年末のアメ横みたいなものである。 |
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大都市には必然的にこういうところがある。 またこれが、エネルギーのベースでもある。良く言えば活気にあふれている。 とにかく人口が多いのである。 |
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しかし不思議なもので、この雑踏に慣れてくると、この雑踏が引いてしまうと、何かがかけてしまったもの足りなさを感じるようになってくる。すっかりその国の生活様式や習慣に慣れ親しみ、同化している。 こうなると半分エジプト人である。 身のこなしまでアラブ風になってくる。 古人曰く「郷に入りては、郷に従え」 か。 |
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