出発前の飛行打ち合わせ
三枚プロペラの小型機。
今回この小型機をチャーターした。パイロットはプロ操縦士を雇った。
二枚プロペラの小型機。
現地在住のイギリス人の友人で国内はもっぱら、これを自分で操縦し移動している。
1. 広大なアフリカ大陸は大きく4区域に分けられる・
(1)サハラ砂漠以北の「北アフリカ」。 アラブ人の世界

(2)「東アフリカ」。大陸の東側でインド洋に面している。
   かっての英国植民地域で英語圏

(3)「西アフリカ」。大陸の西側で大西洋に面している。
   かってのフランス植民地域でフランス語圏

(4)「南アフリカ」。大陸の下側。喜望峰のあるところ。
   現在の「南アフリカ」とかっての「ローデシア地方」

     
2. ケニヤのナイロビは「アフリカ大陸」が「暗黒大陸」とか「ブラックアフリカ」と呼ばれている頃からの「東アフリカ」の玄関口として有名である。 飛行機も多くがここを経由する
多くのイギリス人が住み、アフリカ大陸の産物を世界に貿易し富を独占してきた。

ナイロビは比較的高地にあり、アフリカとしては住み易い。
ちなみに、「ナイロビ」とは現地語で「冷たい水」の意味。

3. ナイロビへ来る人には「ビシネス」組と「観光」組があるが、観光はなんと言っても「サファリー」である。

「サファリー」とは現地のマサイ族の言葉で「旅」を意味した。遠くへ行くのも、近所へちょっと出かけるのも「サファリー」である。
それが「動物ウオチィングへ出かける」ということになったものである。

4. ケニヤには沢山のサファリーパークがあるが、正しくは「ゲームパーク」という。
ゲームgameについては次話でお伝えします。

ナイロビ郊外にもある。半日で往復できるので忙しい人はここへ行くと良い。但し、あらゆる種類の、かつ大群は期待できない。

5. 普通はバスで4〜5時間走り、ゲームパークに着いたら、ゲームウオチング用のワンボックスカーか四輪駆動の車で出かける。大抵は一泊する夜は動物の夜間行動をホテルから見物する。夜間のパーク内の行動は危険のため禁止されている。宿泊に関するエピソードも多い。

6. 私は何カ所ものパークに行きたいので時間節約のためと、空からケニヤのサバンナ気候の大陸とサバンナの大地を大群をなして走る動物たちを見るため飛行機で行動することとした。

ケニヤでは小型飛行機がかなりポピュラーで日本で言えば「海のクルーザーボート」といった感覚であろうか。
この時は、上の写真の二機で行動した。
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