ボンジュール、ムッシュー
ウエルカム、マダム
ボンジュール、マダム レセプションスタート直前

「レセプション」は日本語ではぴったりの言葉は見あたらないが” 歓迎 ” とでも訳すのだろうか。

いずれにしろ、セレモニーにあたって、来賓、来客を、お出迎えする大切なスタートの一場面である。

主催者側が一列に並んで、次々と訪れる来賓、来客に歓迎の短い言葉と共に、にこやかに握手を交わしながら、お出迎えをする。

500人以上の来賓、来客を短時間に受け入れるのは、かなり至難の業である。

挨拶はフランス語系の人が大半のため、予め短い挨拶言葉を覚えていて、一方的にこちらから話しかけ、先方がどんな言葉や内容を言っても対応せず、こちらは次の客に、同じ言葉を話しかけ続けた。
まるで、流れ作業のように。

出だしの言葉は、男性なら、ムッシュー(ミスター)。 女性ならマダムかマドモアゼルをひたすら繰り返した。

ところが、行列が出来、歓迎の流れ作業がスピードアップしてくると、当方もかなり混乱してきて、男性、男性と続いてきたりすると、次の人が女性でも、ムッシューと言ったり、またそのぎゃくを言ったりした。
隣に立っていた主催者側のフランス人も混乱して、私以上に無茶苦茶に言っていた。

来賓、来客側も大笑い。  ご愛敬、ご愛敬です。

  これで、すっかりうち解けた。  ああよかった!
右下の写真の5〜6人の着物姿の若い女性達は、日本からはるばる参加してもらったのではない。

日本の雰囲気を出すため、着物姿になってもらったが、パリより来てもらった中国系の人達である。 着物はホンコンから取り寄せた。

着物の着方が少しぎこちないのは、そのためである。
どうぞ、大目に見てください。

アメリカ映画でも、日本人の役を中国人や韓国人が演じるが、まーそんなもんです。

   それにしても、何でもやる ” 恐るべし、中国パワー ”
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