ピラミッドの直ぐ側まで通じる立派な観光道路 | カイロからピラミッドのあるギザへ通じる通称「ピラミッド街道」 | |
欧米の観光客も多い | クフ王の大ピラミッドもスフィンクスも一望 |
カイロからピラミッド群のあるギザ地区へは整備された道路が通じている。 時間もすいていれば30分、渋滞しても1時間程度で行ける。 ツアーで行く観光客はバスで行くから問題ないが、個人客はタクシーで行くので色々と問題が起こる。 ホテルの前や道端で人待ち顔でいると、直ぐにタクシーや白タクの運転手が寄ってきてしつっこく「ハイ、ミスター、ピラミッドを見に行かないか。安くするよ」と。 「今行ってきたところだ」というと「どんなところだ。もっといい、とっておきの良いところを案内するよ」と、離れない。これを振りほどくには、そうとうの話術と度胸が必要。 |
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いざ乗る段になったときは、今度は値段折衝が一苦労。騙されないように粘り強く値段を決めること。要は現地価格を予め知っておくこと。 詳しく述べると相当のページ数になるので、別の機会にお伝えします。 |
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街道筋には沢山の土産物売り店があり、パピルスに古代エジプトの文字や絵を描いた物や彫刻品や焼き物、その他あらゆる土産物がある。 タクシーの運転手はこれらの店と話がついていて、そこへ客を無理矢理案内する。「自分が良く知っている特別に安い店を知っている。他の店に行くと騙されるよ」と。自分が一番騙しているくせに。(運転手は当然店からリベートを貰う) 店にはいると、直ぐに砂糖たっぷりの甘い紅茶を出される。「これはサービスだ。何も買わなくて良いからまずお飲みなさい」と。これを飲んだら、もうおしまい。日本人は気が弱いから、必ず何か買う羽目になる。それも現地通常価格の3〜4倍の値段で。後でしまったと気づくが、もはや後の祭り。 |
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日本人は日本の物価水準で考え安いと思うが、まず現地の物価水準と現地価格を予め知っておくことが大切。 その証拠に、運転手が最初にアプローチしてきたときの、第一声は、「ピラミッドへ行ったか、何処へ行ったか」と聞く。この客は価格水準を知っているかどうかをチェックするために。 |
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ピラミッドの周辺にも同様の土産物店があり、全く同じ手法で商売をしている。 さらに、周辺には観光用のラクダと馬がある。彼らも先の土産物屋と同様に、価格水準を知らない我々を手ぐすね引いて待っている。ご用心。ご用心。 その上で、良い観光を。 |
4000年のピラミッドもスフィンクスも、もう手の中 | 鼻を大砲で撃たれたスフィンクス |
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