ラクダの背よりピラミッドとスフィンクスを見る
     ピラミッドを回る
ピラミッドを見る少女達 ラクダに乗るエジプト人
ピラミッド周辺には、ラクダを用意して、人を乗せピラミッドをぐるりと回って案内するエジプト人がいる。 しかも民族衣装もチップ次第で貸してくれる。
カイロで今からギザのピラミッドを見に行くというと、エジプト人の知人からラクダの案内人には気を付けろと言われた。

最初に値段を言わない。聞いても「AS YOU LIKE」。終わってから外人には10倍ぐらいの値段をふっかける。値切っても2〜3割。よって10分の1から始め、5分の1払えば十分と。
ラクダはガソリンは消費しない。野生の草を食べるだけ。また、外国とエジプトは物価が違う。騙されないようにと言われる。

ピラミッドではラクダに乗ってぐるりと周りを回る。可成り遠くまで行き、写真を撮ったり眺めたり、色々説明もしてくれた。
興味深い時間を十分堪能した。

代金支払いの時、予め言われたとおりの展開となった。
私はこういった「自分はエジプト人とカイロで共同事業をやっておりパートナーから代金を聞いてきているので10分の1の代金を支払う。アンダースタン」と。

ラクダ商人は随分とねばって色々言ってきたが、答えを知っているのでこちらは譲歩しない。 とうとう相手は根負けした。
「OK」と。 当方「THANK YOU」と。

こんなやりとりは世界の随所で見受けられるが、やはり事前の予備知識と、粘り強さが、好結果をもたらす。
スフィンクス前にて ピラミッドとそれを守るスフィンクス
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