若者がわけもなく、たむろする盛り場
渋谷のハチ公前か
中東行きの姿のまま立ち寄ってみた
” 一人、違和感を感じる ”
日本企業の「看板」が見られる。

ニューヨークのタイムズ・スクエアーと
同じ位置付けか。
世界を二分するイラク戦争が始まろうとしていた。

米英の開戦派と、フランス、ロシア、ドイツの反対派。
それぞれの正義と思惑の絡んだ、それぞれの世界戦略である。

今、日本では、イラク法案で、自衛隊のイラク派遣問題で、世論は二分している。

「アメリカのポチ」と揶揄する人もいる。

イラク派遣が実現すれば、その兵站は「ヨルダン」となろう。

ヨルダンへは、ロンドン経由、ヨルダンへ向かうのが、一番便利で、時間的にも早い。

ヨルダン航空、英国航空をはじめ、エアーラインの数も多い。

私はヨルダン航空で行くことにしたが、少し時間を取って、情報収集とその他の目的のため、ロンドンに少しばかり滞在した。

ロンドンの象徴的盛り場ソーホー地区の一角にあるピカデリーサーカスへ立ち寄ってみた。

ここは、東京でいえば、渋谷のハチ公前か、109の前かといったところだろうか。

中東行きのスタイルのまま、佇むと、何とも侘びしく感じた。
ここと、中東とは全く別の世界であり、自分たちには関係ない、といった若者であふれていた。

この現象は、ニューヨークでも、東京でもパリでも、モスクワでも皆同じなのであろう。

当事者は、イラク国内とその周辺にいる人達だけなのであろうか?

殺し、殺されるのは、誰なんだろうか? 

   皆、傍観者か? 
スタンドでプレイを見ているだけではなく、グランドに降りて来てくれといった人もいた。

   現場に立ったときの思いは・・・・
次話へ