原色の女性の衣装と土産物がころせましと並ぶ 女性は原色の衣装がお好き
 (赤を着るのかな?)
 キラキラの金属加工品の真っ只中。 飾り皿の文字はアラビア語でコーランの言葉が書いてある
革製のクッション屋さん
"
”旦那、一ついかがです。土産に!”

中近東のどの国にもスークはある。 スークとはそこで暮らしている人達の日常生活のための、大衆的、庶民的市場であり、ショッピングセンターであると共に観光用の土産物屋街でもある。
(イラン、アフガニスタン、パキスタン、インドあたりではバザールともいう)
土産物屋は国中の観光スポットにあるが、都市ではスークという形態となている。
カイロには大小可成りのスークがあるが、代表的なのはカーン・アル・カリーリであろう。

代表的土産は特産品の皮革製品各種。金、銀のアクセサリー類。真鍮や銅製の飾り皿や壷類。イスラム教関係の品。遺跡をかたどったミニチュア類など。
エジプト人のいうアンティークはまず偽物なのでそのつもりで。
また、雑貨的なものも多い。

アラブ産油国の、まばゆいばかりの金製品や、金のアクセサリーの並ぶゴールドスークとはひと味違ったスークである。

スークはとにかく、店はいっぱい、道幅は狭く、迷路みたいに曲がっている。
品物は原色、原色、また原色。 キンキンキラキラ、ギンギンギラギラ。ゴールド大好きで装飾はどぎつくゴテゴテ、これでもか、これでもかと。
これがアラブの自己主張か。

値段折衝は先方値段の5分の1ぐらいからスタート。 あとは、駆け引き腕次第。
値段は比較的安いので、渡す相手の趣味と自分の財布を勘案して、小物でもよいから出来るだけ沢山買うとよい。
私はパピルスにエジプトらしい絵が描かれたものを大量に買った。 値段も適当、かさばらず、何より軽い。 沢山あげた。
あとで、何か良いことがあるかも。

金細工のきらめきと原色のドレスで目がクラクラ ここはエジプトです

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