ツインベッドのMy Tent テント入り口で
すっかり”サバンナの住人” 自然に戻って

写真でお分かりのように、人の姿があまりありません。

ここは、サバンナの中でも、規模も小さく、観光地化されておらず、一番自然に近く、、その昔、アフリカで猛獣狩りをした人たちが、過ごしたようなテント生活で本当のアフリカを体験させてくれるような、スタイルと雰囲気のキャンプです。

キャンプは従業員と客を合わせても、その数は少なく、アフリカ独り占めの気分にさせてくれます。
客は、殆どが西欧人で、かすかに、かっての植民地時代の旧宗主国、イギリスの雰囲気がわずかに感じられます。


一見、サバンナで、キャンピングをしているような、雰囲気と気分です。

このキャンプは、前話でもふれましたように、電流を通した電線等で動物よけのガードをしておらず、いや、むしろそんなガードの無いのがこのキャンプの特徴であり、動物たちが、特に夜間には、たくさん寄ってくるのです。

ここは、Mara riverと言う河と湿地に囲まれているので、カバ等の河川に棲む動物を含めて沢山の種類の野生動物が夜間にはテントに彼らの体が触れるほど接近してきます。

夜中には、彼らの奇妙な鳴き声や、草をむしり食べる時の、草の千切れる奇妙な音が今でも、耳にこびりついています。

深夜に訪問してきた動物との接近遭遇は、まさに、今ここアフリカにいるんだということを、実感させられた、奇妙な体験でした。
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