ホテルの入り口で

後方はパレスチナ人の「ベルボーイ」
人の気配があまり無いロビーの雰囲気 

外国へ行って、必ず行かなければならないのが、「イミグレ−ション(入国審査)とホテルである。

勿論、知り合いの現地人宅や、ビジネス上のエージェントの施設やどこかの軒下など特例はあるが、一般的には、やはり、お世話になるのは 「ホテル 」である。

世界の主要都市は、現在、ホテルの数は増え続けている。

アンマンも同様に、欧米の五つ星ホテルから、安宿まで相当ある。

場所も、市内の中心やダウンタウン、スークやモスクの近く。
また、郊外にもホテルはある。 ピンキリである。

要は、目的と予算に応じて、相応しいホテルを選べばよいのである。

五つ星ホテルのゼネラルマネージャーは、殆どが欧米人であるが、従業員は、パレスチナ人が、非常に多い。

アラビア語や英語が不可欠で、機転を必要とするホテルマンには向いている。
同時に、人口的にもヨルダン人よりも、パレスチナ人の方が多いため、必然の結果でもある。

男性は、圧倒的にパレスチナ人。 女性は、アラブ風の顔立ちの人はまずパレスチナの女性である。 レセプションなどに多い。
清掃や雑用の女性は、出稼ぎのフィリピン女性が多い。 顔立ちですぐ解る。

今、アンマンは、イラクへの陸と空の通過地として、街は、かなり、ゴチャボチャしている。

政治的に、経済的に、軍事的に、その他、あらゆる面で人々が集まってくる。

当然、混乱もある。 いつも、十分緊張していることが不可欠である。
一歩間違えれば、何があっても不思議ではない。

  注意深く、注意深く・・・
次話へ