イスラエルと、パレスチナ問題に隣接している”死海”
アンマンより、死海への途中

ここは海抜”0”m。  死海は海抜”−400m”
死海への道。 イスラエルにも行ける 死海の畔で
死海の向こう岸は、イスラエル 死海に浮いている「パレスチナ人」

ヨルダンとイスラエルの間は渓谷になっていて、ヨルダン川が流れている。

このヨルダン川の流れ着く先が「死海」(dead sea)である。

また、ヨルダン川の西側にBの文字を逆さまにしたところが、「ヨルダン川西岸」(俗にwest bankと呼ばれる)であり、イスラエルとパレスチナ問題のまっただ中にある。
ヨルダン川西岸は、、最近までイスラエルが占領していたところであるが、ようやく、 パレスチナ自治領となったが、昨今のパレスチナ過激派による大規模な自爆テロや、その他のテロ事件で、イスラエル側は、再びここを攻撃、一部占拠するなど、日夜、パレスチナ側のテロとイスラエルの攻撃の応酬が繰り返されており、血で血を洗う泥沼の殺戮が続いている。

一時的に、中東和平への期待がもたれかかった事もあったが、今や再び、もとへ戻ってしまったのではないかと思わざるを得ない状況である。

死海は、その「ウエストバンク」に接している。

死海は、塩分濃度が高く、通常の海水の4倍もある。
そのため、全く泳げない人でも、死海に入れば、体が自動的に浮いてしまう。

現地では、この高濃度の海水から「塩」を作ったり、海水に多量に含まれるミネラルから、化粧品なども作っている。

また、この死海は、世界一海抜の低いところにあることでも有名である。
何しろ、海抜マイナス400mのところにあるので、湿度の高さも大変なものである。

しかし、この死海にも、魚や生物が生息しているのを目撃した。
ビックリした。

死海の向こうは、イスラエルとウエストバンクである。

近くの橋を渡れば、イスラエルに行ける。

死海は、高濃度の海水とともに、政治的にも重要なところにある。

中東は、旧約聖書から新約聖書まで、不思議なことだらけである。

    ん〜、わからない・・・・  
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