世界の七不思議−高濃度塩分の威力はさすが
アラブ人もプカプカと う〜ん、しょっぱく、目にしみる
死海独り占めかな 死海の向こうは、イスラエル

Dead Sea 死海という名前は、色々なことを暗示しているようで興味深い名前である

太古の昔は海であったのであろう。 それが、長い年月を経て、陸地となり、塩分やミネラルが、凝縮されて残り、水がたまって、死海になったのであろう。
現在の中近東は灼熱の太陽と砂漠に覆われているが、大昔は、緑の森林地帯で、多くの動物が棲んでいたといわれる。

神様は色々なことをやってくれる。

死海には塩とミネラル類を
不毛の砂漠の下には、貴重な石油資源を用意してくれた。

決して、不公平で、いやなことばかりではないのである。

一方、ここが死海と呼ばれたのは、塩分濃度の問題からきたのであろうが、 塩分とミネラルは利用すれば、貴重な資源である。
決して死海の名前にあたらない。

むしろ、歴史的に、運命的に、この地が、民族問題のまっただ中にあり、何千年にわたって、灼熱の太陽の下で、生と死の歴史を見る宿命を背負わされた海であると考えた場合、この名前が相応しいような気がしてくる。

そうはいっても、まづは、浮力の確認から始めよう。

自分で、死海にはいると、なるほど、体が浮く。
両手、両足をあげても沈まない。
アルキメデスもびっくり。

泳いでいる人は、殆どいない。  皆、ただプカプカと浮いているだけである。
もし、泳いで、頭を水中に入れると、たちまち、目や口の回りがピリピリするし、もし、海水が目にでも入ったら、やっかいなことになる。

まづここでは、ただプカプカ浮いて、空を眺めたり、浮力の事でも考えて、時の流れを楽しんでいればいい。

イスラエルとパレスチナの問題は、
           そうはいかないが・・・・

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