遮るもののない大西洋は広く、青い
家々の屋根は赤っぽい色
昔のセネガル風の家
土産物屋です


アフリカ風の雑貨土産物屋
バルコニーのついた
かつての白人の家

これまで伝えてきたゴレ島の重く哀しい歴史とは対照的に
現在のゴレ島はのんびりと落ち着いた雰囲気が漂い、家並みや路地の風景が美しい。

島は大西洋の貿易風に軽くなでられ、18世紀風の優雅な建築が残り、いかにも牧歌的で平和な感じである。

ゴレ島の家は緑に囲まれた赤っぽい色の屋根が並んでいる。
家々は奴隷の取引で一財産をなした白人たちのバルコニーのついた建物が残っている。

ゴレ島はいま、地下牢や要塞跡、さびた大砲は観光化し、植民地時代を懐古しにくる旅行者を待っている。

ユネスコの世界文化遺産となって、歴史を伝えている”ゴレ島”が今後俗化し、風化しないことを願っている。

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