火口のなかで、マグマを噴出中の噴火口を真上より見る


綺麗な富士山型のマグマ噴出口		へりより、かなり大きい火口を見る

火口はかなり大きいこの中に幾つかの噴火口がある		マグマと噴煙を上げている噴火口

火口の中に、噴火口が４つ見え、うち一つがマグマを噴出中

	レユニオンは、もともと火山島であり、今も活動中の活火山である。その活火山の真上にまず飛んだ。火口はかなり大きく、その中に、マグマを噴出した際に出来る噴火口を持った富士山型の小山がいくつも点在している。火口の中は、月面のアバタのような凸凹の荒れ地である。
	その日は、噴火口の３～４個がマグマを噴出していた。噴火の状況、様子は、その日によって異なる。　多い日と少ない日がある。ヘリはマグマを噴出している噴火口のすぐ近くまで降下した。真っ赤なマグマは泥水が跳ね上がり、飛び散るように、ドロドロになって噴出していた。眼下のすぐ近くで、真っ赤なマグマがはね踊り、流れ出る様が肉眼ではきりと見え、このままヘリが墜落したらマグマの中にまっさかまに突っ込むという恐怖心と共に、ものすごい迫力である。
	噴火の様子は、近寄ると危険なことから、通常は火山より離れた麓から、頂上の噴火口から噴きだしたマグマを見るあげることが多い。ヘリで、噴火口の真上まで行き、眼下の噴火口からのマグマの噴出の様子を見ると、まるで科学者となり、噴火の状況を科学しているようで、興味と恐怖と科学がミックスして、不思議な気分となった。日本でも最近の三宅島の噴火、有珠山の噴火、普賢岳の噴火など、恐ろしい噴火があり、地球の自然のエネルギーの巨大さには抵抗しがたい。避難とその後の対処しかない。　　　昔から、　”　地震、　カミナリ、　火事、　オヤジ　”というが　　　もひとつ加えて ”　火山（山の神）の噴火　”