オールドバザールの賑わい。左後方の赤看板はレストラン。屋台で兵隊が古着を買っている。全身ベールの女性もいる 人種は多様。インド人、ペルシャ人、パシュトゥーン人等ロシア系、パキスタン人など。兵隊も多い
ここはオールドバザールと呼ばれる旧市街の商店街。商店の品物は大半が中古品。写真の様に民族衣装の上に中古の背広を着る。
その背広は日本からの古着が非常に多く、田中、斉藤、山田、佐藤などの名前が入った背広を来ている。変な気持ちと親近感を覚える。
ターバンを巻いた人が多く、浅黒い肌とヒゲを蓄えた鋭い目つきと精悍な顔立ち。怖い感じがする。


街は殆ど舗装されておらず、 建物もこのあたりは泥造りのものが多くとにかく埃っぽい。商店は古着屋さんが多い。 一般雑貨はかなり昔の中国製のペラペラの使用できるか怪しげな超廉価品を並べている。
 
工業生産は内戦でほぼゼロとなり、全てを輸入に頼っている。 農業、牧畜に人口の8割以上が従事。 中央アジア、中東地域からの物資密輸、麻薬栽培が広がっている。

街は昔のままの姿で昔通りに時を刻んでいる。 激動の世界の波の中で。
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