羽を広げた”ダチョウ”  踊るように威嚇する
ダチョウの巨大タマゴ 大草原の”ダチョウ”

現在、生存している鳥類の中では最も大きく、体長は2.5m位ある。
太い足を持ち、草原をすごいスピードで走り抜ける。群れをなしていたり、つがいでいたりする。

雄は黒と白の羽を持ち、雌は灰色の羽で、雄より小柄である。

大草原に、つがいのダチョウがいた。  ダチョウ以外、何もいない。

近くに、巨大タマゴが、一カ所に、かたまってたくさんあった。

これから、タマゴをあたためて、雛にかえすところなのであろう。
しかし、タマゴを狙う外敵は非常に多く、無事に、雛にかえすことができるのであろうか。
ときには、私たちのような、彼らにとって、歓迎しない見物人もやってくる。

気が散って仕方がない。 ほっといてよ! と言わんばかりに、雄は羽を広げて威嚇の仕草をする。

雌は、心配そうに、タマゴを見ている。

最近、ダチョウはいろいろな分野で、人気が出てきている。

卵は、いろいろな料理に使われる。  肉は、低脂肪、高タンパクでヘルシーさに人気がある。

羽は、飾りに使われる。

皮は、加工されてバックなどに使われる。

ダチョウは、もともと輸入品が多いが、近頃は、日本でも、かなり牧場で飼育され、消費量、供給量とも、大幅に増加している。
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