旦那、”コブラ踊り”見ていかないか ”コブラ使い”のご一統と
手前の老人:この旦那いくら、くれんのかな・・
パキスタンは、その昔はインドのムガール帝国の一部であった。
人種的にも、かなり近い。 その後、両国は分離した。

両国は、宗教がインドはヒンズー教、パキスタンはイスラム教。
言語は、インドがヒンズー語、パキスタンがウルドゥー語である。

”コブラ使い”はインド、パキスタンに共通して、かなりポピュラーである。

”コブラ使い”は先の第6話でも、詳しくお伝えしましたが、この時は、別の「ヘビ使い」の一団の”コブラ踊り”を見た。 マングースは居なかった。

ヘビは”踊り”用は100%コブラを踊らせる。
猛毒のコブラはその姿と相まって、見栄えがよい。
マングースとの決闘用ヘビは、毎回コブラというわけにはいかず、何だかわからないヘビも使われる。 コスト上、やむを得ないだろう。

彼らの収入は見物人からの、チップなので、色々なことを言って、楽しませながら、何とかチップを沢山もらおうとする。 当然ではあるが。
ただ、時々露骨に、いくらくれるんだと、しつっこく要求する者もいる。
この手の人達は、結局、客からあまり貰えないことが多いようである。
「あわてる○○は貰いが少ない」という諺があるように。

   何事も、あまり欲張らない方が良いようである。 
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