ほこりの中の商店街を、行き交う男達の表情は暗い
街中の山には
草木がない
乾燥していて、水のない川に架かる橋
そこを行き交う人達
表通りには車も走っているが
男達の服装は昔ながらで、貧しい
ボトルを運ぶ車と
白ターバンと黒ターバンの男達

カブールの街は、実にいろいろな光景が、入り交じっている。

モスク、 昔ながらの民族衣装のターバン姿、 民族衣装に上は背広、 おんぼろバス、 ガタガタの古い車、 大きな袋を背負う人、 街を取り囲むように連なるはげ山、 全身をスッポリと被ったブルカ姿の女性、 などなど。

生きることに、ただ、必死である。

王制転覆以降の30年は、クーデター、戦い、そして内戦と立ち止まることが許されない状況が続いている。

市民生活は、極度に疲弊している。

一部の隠れた富裕層はいるようではあるが・・

アフガンは再び、戦いに明け暮れた、遙か昔に、戻ってしまうのだろうか。

人々が、ゆっくりと暮らせる日は、いつくるのだろうか。

またどうすれば、その日を迎えることが出来るのだろうか・・・・
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