丘の斜面に建ち並ぶ住宅 7つの丘の街 ”アンマン ”


市内の中心部は「丘と坂」の街のため

こんな光景がならぶ
イスラム寺院のドーム屋根と尖塔

ヨルダンの首都 ”アンマン ”は「7つの丘」をもつ、丘陵の様な、アップダウンの多い街である。

街はそれほど大きくはないが、相当、密集している。

アンマンは2世紀にローマ都市の一つとして、建設されたが、その後、あまり、発展することなく時が過ぎ、ようやく、19世紀になってコーカサス人が、移住してきて、街は再建された。

現在、人口は約100万人といわれているが、それまでは、小都市に過ぎなかった。

アンマンの人口が、急激に増加したのは、1948年からの第1次から4次にわたる、イスラエルとの「中東戦争」により、戦争から逃れてきた「パレスチナ人」が大量に流入したからである。

現在では、人口の60%がパレスチナ人で占められている。
一方、アンマンはアラブの国の首都でありながら、アラブ風と共に、西欧風の雰囲気を多分に持っている。

これは、先の故フセイン国王が政治的に、長く、親欧米路線をとり、アラブと欧米とのバランス外交をとってきた事と深く関係しているものと思われる。

しかしながら、今や、ヨルダンは、小国ながら、中東問題の中で、重要な位置を占めるようになってきている。

同時に、きな臭いアラブの中での小国の不安定さは、

    なぜか ” もの悲しい ” 
丘を中心に、住宅も人々も 車窓からのアンマン市街
斜面にへばりつくように建つ 中心より少し離れたホテルの窓から
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