フェルナンダ・ギアナージからのメール2004年2月26日
発展途上国のアスベスト曝露の写真
親愛なる友たちへ
まずはじめに、今回の私の困難な状況に対し、皆さんから多大な支援をいただいたことに感謝いたします。
今回の問題はアスベスト・マフィア、犯罪判事、そして無神経な政府によってもたらされたものです。
政府も以前は、労働者を守るように見えたのですが・・・。政治家たち(上院議員、代議士たち)も我々に近い、同じ立場でだったのです。
現在の上院議長はもともとオサスコ(Osasco)出身で、我々の調査によれば、ひとつの工場だけから1,200人もの初期アスベスト被害者が出るような、1939年から1993年まで存続したブラジル最大のアスベスト・セメント会社エターニット(ETERNIT)です。
現在、公式なデータはありませんが、同社は2,500人のアスベスト被害者を認めています。
この連邦議会議長は、他の政治家たちと同様に我々を避けるようになりました。煩わしい存在になってきたのです。以前の友も、今はトラブルメーカーなのでしょう。
現政権の下ではアスベストに関し何も期待できないでしょう。
全てに展望がみえない! 完全に不景気続きのこの1年間、労働組合は完全に空っぽ、大多数は政府のために働いている・・・非常に悲しい状況です。労働者は孤児・・・政府は最高権力の腐敗に関連し・・・
我々が20年間がんばって、一人の労働者をブラジル大統領としたというのに、このような状況になるなんて、一体何が起きているのか、とても皆さんには想像できないことでしょう。
ごめんなさい。悲惨な話になってしまって。
写真を添付します。私がブラジルのアスベスト工場の検査をした時に撮ったものです。当時、非常によく使われていたカナダのLAB
からのアスベストです。
新しい写真というわけではありませんが、労働者は決してアスベストの危険性について知らされていないことがよく分かります。
これら全ての工場は禁止されているアスベスト製品を作っていました・・・。
上の2枚の写真は at AVIBRAS (訳注:意味不明。地名か?)で撮られました。その理由は、これらのアスベストは労働省によるデータバンクへの登録又は認可を受けずに集められ、使用されているからです。データバンクはアスベストを使用している会社について私が管理しているものです。
この工場はミサイルを作っており、アスベストをロケットの頂部に使用しています。ブラジルはこの種のミサイルの一大輸出国なのです。
他の写真(下)は、ジョーンズ・マンビル社の下請け会社サーモイド自動車部品社で撮られたものです。
(最悪の状況が示されています)
これらの写真について何かご質問があれば連絡ください。
フェルナンダ
|