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フェルナンダ・ギアナージからのメール 2004年2月25日
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皆さん

 今回のアスベスト産業側によってもたらされた、新たなトラブルに関し、私を支援するために、可能なことも不可能なこともやって下さっている全ての方々に感謝します。

 私は、ポール・マッケイがブラジルに来ているので彼に会えるよう努力しています。彼はブラジルにおける児童労働やアスベストなどを含む、カナダのビジネスについて、いくつかの記事にするためにブラジルに来ているのです。

 私は以前、彼に、かつては、ブラジルはカナダで生産されるある種のアスベスト繊維、ブラジルのものより繊維が長く、アスベストセメントによく使用される・・・の一大輸入国であったと言ったことがあります。
 カナダの繊維は、布地や摩擦部用物質として非常に多く使われていましたが、最近、この2つの分野におけるアスベストの使用が急激に減少して来ました。

 現在では、ブラジルの工場でカナダのアスベストを見つけることは容易ではありません。
 私に届いた我々を非難する匿名の手紙によれば、ブラジルのアスベストの価格がこの2年間で37%下落し、この期間のブラジルの生産量は27.6%減少したということです。そのために、ブラジルの生産者はあらゆるアスベスト繊維を輸入させないように努力しているのです。
 彼らは、国内の消費が、年間 140,000 トンから 64,000 トンに落ち込んだので、輸出を38%増やさなくてはならないのです。

 我々はサーモイド自動車部品社がジョンズ・マンビレ社と合併する以前、サーモイドにアスベストを禁止するよう働きかけ続けていました。
 ところで、国中が真夜中の12時になるまで、カーニバル・ホリデー(我々民間、宗教、そして市民の最も重要な休日期間)で完全にストップしているのですが、私は、労働組合と市当局の要請で新たな検査のために、今日の午後、そこに行きます。会社はこのカーニバル期間中も修繕のためと称して操業を続けています。
 サーモイド社は、サルト市の市長とともに、2002年のサンパウロ州のアスベスト禁止法に抵抗し、これをひっくり返した責任があります。

 私は、事務所内にいて、事務的な仕事だけをするよう言われましたが、サインしませんでした。私は労働大臣に拒絶する旨の手紙を用意しました。拒否の手紙の中で、労働大臣に、私が置かれている生命の危険について完全に知らせました。(私を脅迫する匿名の手紙やゴイアス州鉱山での不面目な出来事を全て我々のせいにすることなどを含む)。

 私はまた、私に事務所内の事務仕事だけをやらせ、労働安全衛生監督の職務を私から奪うことはできないし、(それは、私の社会的生命を抹消するものであり、アスベスト生産者が望むところです)
 私は自分自身を守るために、あらゆることをするつもりであると書きました。
 私は私自身の責任において拒絶するつもりです。私は抵抗し、どのような制裁をも受けるつもりです。私は公募試験を受けて監督官になったのであり、事務員ではないのです。

 私が、愚かで思慮のない人々によってもたらされた、このおかしな命令を受け入れないことに関し、私の運命がどうなるのか、見ていましょう。

 私は全力を挙げて抵抗します。
 皆さんの支援が私の命を救い、そして殺人産業に対するより強い闘いをすすめることができるのです。

フェルナンダ・ギアナージ


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