壊れないPC 〜PC故障防止対策〜


第1回  静電気破壊防止対策

1.なぜ静電気対策が必要なのか?

 パソコンの自作に関する雑誌や書籍では、組立時の注意点として「CPUやメモリを取り扱う時には、金属部分に手を触れて、体から静電気を逃がしましょう」とか書いてあると思います。(書いていないひどい物もありますが...)
 こういう文章を見ると、「静電気っていうのは、冬にセーターを脱ぐとパチパチって音がするやつだな。あんなのでCPUやメモリが壊れるのか」となんとなく思われるのではないでしょうか?
 そうです。本当に静電気でCPUやメモリだけでなく、マザーボードやビデオカードなども壊れてしまうのです。このような事にならない為に、組立時にはしっかりとした静電気対策が必要になります。
 ここでは、その静電気対策について考えてみたいと思います。

次回予定

A静電気とは何か?

Bなぜ静電気で半導体が壊れるのか?

Cどうしたら静電気が起きないのか?

Dどのような静電気対策が必要か?



今後のテーマの予定

第2回  雷対策

第3回  熱対策

第4回  ほこり対策


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