『老子』

訳:小川環樹
発行:中公文庫

●管理人が『韓非子』を読んだ時から、随分と入手を望んでいた本がこれだ。
 老子と呼ばれた春秋戦国時代の…政治家というのだろうな、これは。
 その男の言を、書き取ったものがこれだと言われている。
 なにせ老子と呼ばれた男が直接書に起こしたものではないの所以か、後世のものが混入していることもままあるそうだ。

●さて、この老子と呼ばれた男。
 老荘思想の祖にして−後世のものがそう呼んでいるだけだが−神仙思想が崇むる仙が一−これも後世のものがそう言っているだけだが−。
 大体にして、神仙どもは春秋戦国時代どころかそれ以前の商の時代には既におったのだから、時を遡らん限り仙−この男は太上老君であると言われている−になどなれぬと思うのだが。
 ともかく。
 そもそも実在しなかった、とまで言われたこともある男で、この『老子』に記された言葉を残した後隠遁生活に入ってしまったがために生年はともかく没年すら不明という実体のよく判らない人物なのは間違いない。
 一応は史記にその名が記されており、どうやら実在をしたことだけは間違いがなさそうだ。

●さて、内容なのだが…。
 管理人のお粗末な脳みそでは理解しきれなかったようだ。
 余計な手を加えないことが、一番良いことだ、と言いたいのではないだろうか…と思ったらしい。
2006/8/22