『探偵青猫』


発行:株式会社 芳文社 花音COMICS
著者:本仁 戻


●最初にまず断りから入れておこう。いや、発行の部分で気付く人間は気付くのだが。
 年齢制限こそついていないが…まず第一にこの本は18歳未満にはお勧めしない。
 第二に、所謂”耽美もの””Boy's Loveもの”に興味のない人はここで引き返すことを強くお勧めする。

●さて、中身だ。
 時代背景は…不明なのだが、第二次世界大戦以前なのは間違いなかろう。
 自動車だの汽車だのが存在しているので、明治の早い時代でもない。
 推測だが、服装或いは建物の看板、窓の飾り等から大正から昭和初期にかけてではないかと思う。

●表題に「探偵」とついている位なのだから、主人公は探偵である。
 だが、職業…というか身分は男爵だ。
 どういう背景を持っているのか、は話の重要な部分に触るのでここでは触れない。
 興味をもたれたなら一度手にとってみるのが良いだろう。

●私は著者本仁戻氏の黒使いに惹かれている。
 カラーよりも白黒の方がより魅力のある絵だと思う。
 まぁ、なんと言うか。この一言に尽きるだろう。
 『まぁ、まずは手にとってみろ。』
2005/2/11