地上編・スタンがリーネの村でする話

村の中にも いろんな人がいる
優しい人もいれば 
偏屈な人もいるし
どうにも ウマがあわない人もいる
でも イザという時は
―1番多いのは 嵐や 洪水や 山火事や
自然が牙をむく時だ
みんなで 一致団結して 協力しあう
…そうしないと 村の人
全員が 死んでしまうからだ
自然の前では 人間なんて
風に舞う木の葉のように 頼りないものだ
慣れ親しんだ 裏山でさえ
油断すると 遭難して 命を落とすこともある
人間の命なんて ちっぽけで
もろいものだ
(あんなに元気で 強かった
親父でさえ 死ぬ時は 突然で
あっという間だった)

でも だからこそ 生きてるってのは
それだけでも すごいことで
それが 誰の命でも 大切にしないとなっ
と思う