「子どもの頃の 他愛ない家族の思い出
(寝る前に 本を読んでもらったり
一緒に人形劇を 観に行ったり…
言葉にすると 全く 取るに足らない事だ)
でも そーゆー なんでもない記憶が
案外 大きくなった時の
生きてく力に なったりするものさ」

「…お前にも エミリオにも
ひとつも 与えてやれなかった」

「だからって いきなりまとめて
贈られてもねー」
「それに その話からいくと たまには
家で1日ごろごろ熊の冬眠ごっこ
でもいいんじゃなーい?」
(それなら あたしも参加してもいいな)

「そうだな… 気持ちばかりが
先に行ってしまったようだな」

「しかし なんだな 慣れがあるにしろ
これだけ疲れ知らず ってのは 私も
まだまだ若いって事だよな♪

確かめてはいないが エミリオや
あのスタンって奴より 私の方が
まだまだ レベルが上なのかもなー
ふっふっ ふふふん♪」
(上機嫌)

E帰りながら思った
確かめてはいないが 年寄りってのは
疲れが 時間差でやってくるとか…
明日あたり 筋肉痛かもね
Fさて これから街へ行って
肉と薬を 買って来るか

そんで さりげな〜く 居間に薬箱を
置いとくの

ああ
なんて 気の付く
いい娘なんだろうね 私ってば

…と自画自賛で終わる