2004/04/11
■ 2004年04月11日 ■<本>『岡山女』
文庫になったので買ってみた。岩井志麻子さんの第二作。『ぼっけえ、きょうてい』しか読んでいないので、読む順番としては、順当。エッセイとか読んでいないので岩井さんのキャラは知らない。小説と違うという噂だけ聞いたことがある。『ぼっけえ、きょうてい』はかなり面白かった記憶があるけれど、読んだのがずいぶん前なので細部は忘れてしまった。『岡山女』は似た路線ではあるけれど、少し明るい感じがした。明治40年代。主人公のタミエは妾をしていたが、旦那の宮一が商売の失敗で無理心中を図り、日本刀で切りつけられて左目を失った。宮一は同じ刀で喉を突いて死んだ。見えなくなった左目にこの世のものでないものが映るようになって、タミエは霊媒師のような仕事をして生活を支えるようになる。タミエの元には様々な依頼者が訪れる。死者を連れて来るものもいれば、生者の恨みをつれてくるものもいる。タミエの霊能力は確かなものではないので、依頼者の話を聞き、両親は身辺調査をし、断定を避けて、依頼者の心にそってヒントを与え、報酬を得る。宮一の影がタミエの身辺に気遣うようにただよっている。娘を生活の糧にしている両親も身勝手でありながら、娘のことは大事にしている。ほんの少しのそういう描写が扱っている題材の暗さを減らしているのかもしれない。
解説に、ホラーというとこの頃ではスプラッターが多くて、泉鏡花のようなあやかしを描く作家は少なかったが、岩井さんはその後継者ではないか?と書いてあった。漫画まで含めればその分野はとっても盛んなんだけど。雨柳堂とか百鬼とかね。
そういう漫画を描く漫画家さんの背景が同世代の私たちには想像がつくように、岩井さんの作品も今の人が書いた作品だなと思うところがある。明治を描き、岡山という地方都市にも陸蒸気やコーヒー液や西洋骨董のお店などハイカラなものが入ってきた時代を描きながらも、人の恨みつらみを描きながらも、その根は意外に浅い。ご本人は実はあんまり執着のない人じゃないか?とちょっと思った。
■ 2004年04月11日 ■<まんが>『ラッキー!』桑田乃梨子
某所でおすすめの記事を見たのでなんとなく買って来ました。
うーむ。おもしろいんだけれど、私の好みからするともう少しインパクトが欲しいかなー
■ 2004年04月11日 ■手塚治虫文化賞のノミネート
いしかわじゅん氏の日記を読んでいたら、もうじき選考会があると書いてあったので、asahiのHPを見に行った。
http://www.asahi.com/tezuka/
今年の候補には『テレプシコーラ』と『ハチミツとクローバー』が入っている。
鋼や『ナナ』や『ヘルタースケルター』も。
選考委員に萩尾さんが入っているのは、去年からだっけ。
このラインナップを見ると、この賞がカバーする範囲って広いような狭いような。
終わってない作品に賞を与えるのって、どうなんだろう。
とかいろいろ思う。
2004/04/12
■ 2004年04月12日 ■英語でしゃべらナイトにヴィゴが出演
番組予約をしておいて朝見ました。短い時間でしたがらしいというか(笑)
幼い頃にいろいろな国で暮らした経験から、文化は違っても人はわかりあえる部分が多い
と、ヴィゴは言います。考え方次第で、違いを嘆くことよりも、自分の個性を生かすことができる、と。
他言語を学ぶことは異文化への理解の第一歩。勉強してくれてありがとう!だって。
今日のインタビュアーの子はよく準備してあったなあ。
だからこそ、ヴィゴらしい言葉を引き出すことができたんでしょうね。
2004/04/13
■ 2004年04月13日 ■イラクの人質事件について
積み木の最初がずれているので、コメントしようがない・・・・
と、言っているわけにもいかなくなってきたので、ぼちぼち関連サイトを巡回始めました。
おもに911の時の関連サイトを見て、そこのリンクをたどっていく感じ。
とりあえず、こういうページがすぐできるところがすごい。
記事の取捨選択は作った人の考え方によるし、リンクをたどっていったところには
いろんな記事があるので、これをどう使うかは人それぞれの考え方によりますが。
http://pwiki.chbox.com/news/pukiwiki.php?iraq_rachi
2004/04/14
■ 2004年04月14日 ■ついてない一日(でもたいしたことない)
昨日は、朝作ったお弁当がみんな出かけた後、居間の真ん中に置いてあるのに気がついた。
ば ば ば ・・・・
といいたいのをぐっとこらえて、とりあえず朝ごはんを食べようと炊飯器の中をみたら
ご飯がない。しかたがないので冷凍のを暖めて、さて一口。
食べた途端に、堅いお米が奥歯の間で音をたてた、
と、思うまもなく奥歯にかぶせてあった金属が飛び出した。
何が起こったのかよくわからないながら、落ちていたものを拾った。
舌触りで大きな穴があいているのがわかる。
絶妙なバランスで堅い米がテコのように詰め物を押したらしい。
あああ。歯医者に行きたくない。
前に行っていた歯医者は、説教をするので、なんかいろんなことが言われそうでイヤだ。
でも、この状況じゃそうも言ってられない。
とりあえず、うがいをし、落ちていた詰め物も洗い、
もとどおりはめてみた。あらら、ぴったり納まるじゃないの。
だけれど、お米で押された部分が欠けてしまったらしい。
最初はおそるおそる食べていたけれど、そんなに変わらないことがわかったので
結局、昨日は歯医者に行かなかった。
お弁当を学校まで届けて、そのあとバイトへ行き、お昼に家に帰れずに
あんまりおいしくない食堂で中華丼を食べ、へとへとになって家に帰った。
そして、今日は日中シャワーをしたら寒気がしたので、
これはいけないと、ベッドにもぐりこんでM&Cの第三巻を半ばほどまで読んだ。
明日こそ、ちゃんと歯医者に行くぞ。行かねば。行くかも。・・・・
■ 2004年04月14日 ■M&CのUS版DVDの公式サイト
DVDの日本語版はいつでるんだろう。いっそUK版かUS版を買おうかと思いつつ、
こんなサイトのゲームなんかして遊んでみたり。
beginnerとnormalはクリアできたのに、最後ので沈没してしまった・・・
http://www.foxhome.com/masterandcommander/main.html
2004/04/15
■ 2004年04月15日 ■歯医者に行ってきた
こんなに天気がいいのに歯医者に行った。
女の先生で説教はしないけれど、前のお医者とほぼ同じことを言われた。
ううう。私は歯石を取るのが嫌いだ。歯医者のドリルがきらいだ。
無防備に口をあけてるのがきらいだー
でも、これは取れるべくして取れたと言われて、反論できなかった。
治療して新しいのをかぶせます。
他の歯は〜時間のあるときにでも。
■ 2004年04月15日 ■<本>『ジャック・オーブリーシリーズ』第三巻
歯医者の待合室で下巻三分の一を読了しました。いや、まさかこんな冒険活劇みたいな展開になるとはね。ダイアナをめぐる三角関係。私はこのあたり、『天上桟敷の人々』の夜明けの場面を思い出しましたが。作者の頭の中にちょこっとあるんじゃないかなあ?とすると、ダイアナはガランスか。ガランスより世俗的だけれど。
映画のBJシーンがこんなところにあるとは思わなかったです。しかも気を失ってるし(笑)ドクターがうなされて、あることないことしゃべってしまうっていう所が、時代はナポレオンの頃でも、20世紀の作品だなあという感じで。こんなところが妙にフェア。
ドクターってほんとに、冷静な科学者のくせして、実は熱血漢で、カメで元気になるおもしろい人だ。インドの女の子の話がかわいそうで。あの腕輪は危ないなあと思ったんだ。あのへんは何故か坂田さんの描くアジア変幻記のイメージで読んでたので悲しかったです。
あ、もちろん帆走シーンや戦闘シーンも面白いんですが、なんせ『ラッキージャック』だし、20巻まで職務をまっとうしていることだし、どうせ勝つんだろう、負けても捕虜になるくらいだろう・・・というような楽観的な読み方しているので、はらはらどきどきしないんですわ。戦術的にいろんな知識があれば、比較対照したりできるんだろうけれど。その点、映画の映像はすごいかも。いやおうなしに戦闘場面にひきこんじゃうから。そうして私は登場人物たちの来し方行く末に注目して読んでしまう。キャラ読みってやつですか?人の良い使節ってのも、飛行機が未開の地に墜落して生き残った乗客たちの話っていうB級映画があったんだけれど、そこに出てきそうなエピソード。(太鼓の音が聞こえる異教的な場所ってのが)軍人達が戦闘がない時間は客や士官をもてなしてるような場面もおもしろい。
■ 2004年04月15日 ■さて
月末に東京で高校のクラスの同窓会があるので、参加しようかと思っていたけれど、今回はやめることにした。こないだ行って間がないし、6月の東北旅行を充実させるために、ちょっと身をつつしもうかと・・・でも、今度上京するときに遊んでもらう約束をした。久しぶりに電話をしたら、あいかわらずの友達の声が聞けてうれしかった。で、東北の旅行の手配をしているところなんだけれど、松島でちょっと良い宿をとろうと思ったら、HPに一人の客の設定がない。ビジネスパックのプランでも日本旅館はみんなお二人さまからとなってるんだなあ。旅館に電話をして問い合わせたら、一人でも泊まれるけれど、値段が高くなる。一泊三万円ってーそれはちょっとぜいたくすぎ。ジャグジーのついてる部屋もあるけど、ふたりなら三万円もしない。仙台と松島と、奥入瀬と十和田へ行く予定。レンタカーを使うかどうか検討中。一日3500円で借りられる。東北の道をドライブするのと、JRとバスで動くのと、どっちが楽しいかしら。
2004/04/16
■ 2004年04月16日 ■なんだこりゃ

今日は二週間ぶりに姉と二人で実家へ行ってきた。途中、マクドナルドに寄ってくれと姉が言うので、なんだろうと思ったら、こんなものを買ったのだった。これからハッピーセットについてくる犬のマスコット全種類プラスおまけ二匹だって。なんでこんなものを欲しいのかわからん、と言ったら、自分だってフィギュア買うじゃない、と言われた。私はフィギュアが好きなんじゃなくて、好きなお話の上手にできたフィギュアが好きなんで、犬のマスコットとは違う、と反論したがいまいち説得力がなかったようだ。
実家のそばの本屋で、間違えて買った本を、続編(映画の原作ね)に交換してもらった。ついでにお菓子と夕飯のおかずをもらって帰ってきた。
2004/04/17
■ 2004年04月17日 ■<本>『朝霧』 by 北村薫
「円紫師匠と私」シリーズ第五作。文庫になっているのを見て買って読んだ。なんだかこのごろシリーズものの続編ばかり読んでるような。とっつきやすいところから読書に復帰というわけでもないだろうけれど。このところ全然本読んでなかったものなーしかもシリーズの続編を読んでいるのに、その前の本の内容を全く全然覚えていないのはどうしたことだろう。なんとなく雰囲気だけは記憶に残っているけれど。さて、この本に収められた話は、国文学系ミステリというか、本とか歌舞伎とか俳句とかそういうものにこめられた、小さな謎を主人公の「わたし」が円紫師匠の助けを借りながら、解いていくという趣向。それにからめて「わたし」の身辺の変化をたんねんに追って行く。うーん。うーん。でも、この「わたし」はなんだろう。作者の理想か?狂言回しか?このまま恋愛とか結婚まで書くつもりなのか?(すでに書いていたりして。)誰に向かって書かれた物語なのやらーかんじんの謎については、言われればなるほど、と思うけれど、わくわくするほど知識がないのでざんねん。
■ 2004年04月17日 ■N響のパンフにのだめが・・・
公式サイトの掲示板からの情報。
N響のパンフにのった、のだめの書き下ろしまんがをHPで見ることができます。
http://www.nhkso.or.jp/
HPトップ>公演日程>定期公演 4月>今月のパンフレット>最終ページ
いや〜なんとコメントしたらいいのやら。
