2005/04/29
■ 2005年04月29日 ■<本>『炎の蜃気楼 メモリアル』
ミラージュのシリーズが40冊で完結したのは昨年5月のこと。それから1年たって、文庫未収録だった短編をまとめて一冊の本がでました。主に同人誌に発表された作品で、時期的には1992年から93年、『覇者の魔鏡』から『わだつみの楊貴妃』のあたりで書かれたものです。私は20巻のあたりでギブアップしてしまいましたが、シリーズ当初の現実感覚の残っているあたりは結構好きでした。その頃の文章なので、読みやすい。読みやすいけれど、直江が壊れていく要素もちゃんとはいっていて、やっぱり向いてないかもと改めて思いました。ミラージュに関するこの日記のログはこちら。
■ 2005年04月29日 ■休みだけど休みじゃない
中学生は休みなのに登校。来週の金曜日がかわりに休みになる予定。そして、総会とか懇談会とか授業参観なので、今からでかけます。高校生は友達と映画へ行くんだって。いいなあ。
■ 2005年04月29日 ■<本>『彩雲国物語6― 朱にまじわれば紅』
彩雲国最新刊は、不定期刊の『ザ・ビーンズ』誌に掲載された短編二編と、書き下ろし短編が一編と超短編が一編収録されている。このうち『会試直前大騒動』は雑誌掲載原稿を大幅に改稿して、ストーリーはだいたい同じだけれど全然別物になっている。扱いとしてはシリーズ番外編なんだろうけれど、この先本筋にかかわってきそうな伏線を盛りだくさんに仕込んであるので、抜かして読むわけにもいかないだろうな。この本で明らかになったのは、主人公秀麗の母親がただものではないということと、第一巻でちらっと出てきた八仙の話をまじめに書こうかなという決意表明だ。今でさえ、風呂敷が広がりすぎて、話が王都に戻ってくるのか?、秀麗と劉輝のお話はどこにいっちゃったのか?という状態なのに、これ以上ややこしくして大丈夫なのかしらん。ひとつひとつきちんと仕上げて物語をまっとうしてもらいたいと読者として希望。このたくさんのいい男達の誰が最強か?というのは全然わからなくなってきたけれど、やっぱり秀麗のお父さんかしら。弟を手の内で転がしてるし。
■ 2005年04月29日 ■<本>谷崎泉『しあわせにできる』第七巻
ものすごくお話が盛り上がってるところです。それでもってクライマックス直前で、「つづく」。でも、私は雑誌で第一部終了まで読んじゃったので、心穏やかに読み終わることができました。本田が久遠寺に惹かれていって、もう少しで落ちる直前という心の動きが丁寧に描写されていて、その微妙なところを味わう本。全体を見ると、いろいろと言いたいことがないわけじゃないけれど、でも谷崎さんの作品はやっぱり好き。書き下ろし短編『等分のしあわせ』は、これまで文庫に必ず入っていた、視点を変えたバージョンの書き下ろしと違って、ちゃんとしたお話になっていて、まゆりさんのパトロン(というか保護者?)堂島さんのお話でした。これもしみじみとしてよかったな。17歳のまゆりさんとか、17歳の久遠寺の突っ張っている姿が読めて楽しいけれど、なによりも堂島さんという人を書き上げることのできる筆力を感じさせる短編でした。
■ 2005年04月29日 ■<映画>『コンスタンティン』
レイトに行ってきました。同居人氏が行こう行こうとうるさいので。「コンスタンティン?なにそれ?誰がでてるの?」状態で一緒に行きましたが、キアヌ・リーブス主演の映画でした。う〜〜〜ん。エクソシストでゴッドアーミーでエイリアンでマトリックスで押井守って感じ?ガブリエルとかサタンはもっとこう、美形が好みだわ。LOTRのフロドの見る幻影みたいなシーンもありました。