2004/02/14
■ 2004年02月14日 ■『王の帰還』初日
なかなか寝付けなかったけれど、数時間はぐっすり寝たのですっきり起きることができました。起きたのは朝7時少し前。旅先だとめざまし無くても起きれるな。これが家だと、全然ですが。シャワーをして、荷物をまとめて、それから食堂へ朝ごはんを食べに行きました。甥っ子は今日から別行動なので、起こさずに、会計を済ませて私だけチェックアウト。
2月14日『王の帰還』の封切り日です。金沢のシネコンは一番大きいところでもせいぜい300席くらいのスクリーンでものたりない。東京で大きい画面で見たいと思って、ヴァージンシネマの予約をとっておきました。昨日、『イノセンス』を見たのと同じ場所です。宿から歩いて二、三分。

ヴァージンシネマ六本木ヒルズは初めて行くときは、とーってもわかりにくい場所にあります。うちの甥っ子が迷ってたどりつけなかったくらい。森タワーの展望台に上がるための入り口はビルのそばにあるんですが、そこをまず目指して、それをちょっと過ぎたあたりの階段を上がっていくと映画館です。案内板とか派手な看板はなくて、映画のポスターが五枚ほど張ってあるだけなの。
映画館は思ったより大きくなかったですけれど、座席はゆったりしていて、音響はよかったと思います。『王の帰還』は座席数600の一番大きい七番スクリーンで上映されました。金沢のシネコンよりは大きかったけれど、もっともっと大きい画面で見たかったなあ。
ネットで事前予約で座席を取ることができるので、便利でした。ただ、座席を発券する機械にも休日などは行列ができるみたいだから、少し時間の余裕をもって行った方がいいようでした。
映画が始まる前に、注意事項がいくつかテロップで流されますが、ちょっとだけおしゃれ。画面は日本語。ナレーションは英語。携帯はやめてね、とかポップコーンや飲み物はいかが?ということのほかに、最後にちょっと素敵なメッセージもあります。「映画を見ると、欠点をたくさん言う人がいます。どんなにダメな映画でも良いところを探す人もいます。どちらが楽しいでしょう?」とかね。「旅先で必ず映画を見る人がいます。見知らぬ街で見る映画はもっと素敵かもしれません。」とか。今回、短い日程の中で二本の映画(しかもLong−expected Movies)を見て、とても楽しかった。旅先でコンサートを聞くのも好き。初めての町も忘れられない場所になるようですよ。
つけたし:映画を見て外に出ると、例のわけのわからないクモのオブジェがあって、『王の帰還』のあとは、ちょっと下でフロドの気分を味わえます。
■ 2004年02月14日 ■<映画>『王の帰還』二回目感想
さて、ヴァージンシネマズ六本木ヒルズで見た、『王の帰還』。感想は追記部分に書きますが。見終わっての疑問。金沢で先行上映で見たときに確かにあったはずのシーンがここで見た映画には無かった。私が気がついたのは二箇所。ひとつはガンダルフがピピンに火をつけさせるところ。もうひとつは塔の中でのオークのけんか。いったいどうしてだろう?つなぎが悪かったのかな?続きは↓に書きます。
続きを読む...■ 2004年02月14日 ■そして最後のイベント(?)へ
映画が終わったのが12時半。長い映画ですが、居眠りせずに楽しむことができました。そしてお昼ご飯はO様と約束しているので、待ち合わせの白金高輪へ向かいます。六本木から大江戸線で一駅目の麻布十番で乗り換え、南北線でふたつかな?六本木ヒルズから日比谷線へのアクセスは便利ですが、大江戸線は少し歩きます。地下道もまだつながっていないし。よく間違える人がいるらしくて、交番の前には大江戸線は200メートル先ですと張り紙が。
複合商業施設もぼこぼこ建っているけれど、地下鉄も来るたび増えているなあ。大江戸線とか南北線とか昔はなかったよね。ますます便利。ますます複雑。上野から六本木までどう行けばいいのかwからなくて新橋で乗り換えましたけれど、一本で行けるんですって?

南北線の地下鉄ホームはゆりかもめやモノレールのように、ホームと線路の間に扉がありました。安全のため?途中、O様(・・・これって全然仮名になっていないよね。もう実名ハンドルでいいか)からメール。白金高輪の三番出口で待っていてくださるとのこと。なんとか約束の時間ぎりぎりにはつけそうです。
■ 2004年02月14日 ■L'assiette Blanche ラシェット・ブランシェ
白金高輪三番出口でおクチ様と待ち合わせ。12月にラビラントで食事して以来です。一ヶ月半ぶり。暖かい一日だったので、おクチ様はコートなしでした。でも時々風が冷たくなかったですか?地上に出てL'assiette Blancheへ向かいます。私は、このあたりは初めて歩きます。いったいどのあたりなんだろう・・・町並みはごく普通の商店街と住宅街。そういう町並みの一角に、L'assiette Blancheは、ありました。

店内の写真はウェブで拾ったものですが、薄いクリーム色が基調の明るいお店でした。内装もシンプル。クロスもシンプル。お皿も白一色。おクチ様によれば、このお店のシェフがいた「コート・ドール」も白いお皿にシンプルに盛り付けるのだそうです。シェフと若い男の子がふたりで切り盛りしていました。
以前はランチのコースはなくて夜のメニューよりもポーションの小さいアラカルトのみだったそうです。今回ランチコースがありました。アミューズ、前菜、メイン(魚or肉)デザート(二種類のうちから選択)、飲み物で3300円。上の写真は私が選んだものです。お魚料理にしました。デザートはココナッツのブラマンジェ。アミューズはチーズを載せたトースト。前菜は牡蠣をフライにしたものがほうれん草のソテーの上に載っていました。お魚はすずきだったかな?牡蠣があつあつでおいしかったです。お魚はちょっと印象がはっきりしない。おクチ様の鴨の方が好きだったな。デザートはすごくおいしかった。ソースにお酒が入っていて。シンプルな見た目によらず、味わい深かったです。

こちらはおクチ様の選んだ鴨のロースト。デザートはかぼちゃのブリュレ?アニスだっけ、スパイスがきいていて、こちらもおいしかったな。注文する時にメニューを持って、おクチ様は長い時間迷っていらっしゃいました。いろいろアラカルトで試してみたい風情でしたが、へろへろの私が思考放棄してて、コースにしますーと言っていたので、コースの他に一皿だけ注文して、シェアして食べました。それが白子の焼いたのと、白アスパラガスの料理。私は白子は酢の物かお味噌汁で食べるので、こんなふうに食べるのは初めてでした。(生の方がおいしいと思うけど、きっとそれに慣れているからだろう。)
シンプルな見た目だけれど、ちゃんとした素材でしっかり料理してあるように思いました。居心地の良い空間で給仕の人もシェフも感じがよくて、おいしい料理を、たくさんお話しながら食べることができたのは、とても良かったわ。これでおいしいワインがあればもっと良かったんですけれど、旅先なので自重しました。(笑)
こんなページを見つけました。点は辛いけれど、お料理は褒めてあります。
http://www.sinp.jp/lunch/french4.html#ra
■ 2004年02月14日 ■いろいろ
1時15分に駅で待ち合わせをしてから、5時過ぎに東京駅でお別れするまで、ずーっといろいろとお話をしていました。おクチ様に会うのは三回目。最初はろくに話もできませんでしたけれど、今回はある程度ネットで書いてるレベルに近くなってきたかな?(それは他の皆さんも同じですが。)おクチ様の守備範囲は広く深くある部分では底が見えないほど深く、お話するのはとても楽しいのでした。時々私がとんちんかんな受け答えをしていたのは、全く知識が欠落している時代劇のあたりとか、話のとっかかりが聞こえなかった部分ですわ。すいません。いろんなことの中から少し書いてみます。
まず、『指輪物語』について。もうログのはるか下に流れてしまったけれど、「昨日から考えていること」という文章を書きました。これは実はいつも書いている文章とはちょっと違っていて、けっこう生のまま推敲せずに書いたものです。いつもより切実な(笑)そのへんにさらしたくないようなものなんですけれど、それをちゃんと読んでくださっていたので実は驚いた。『映像の世紀』の第一次世界大戦の章を見ると、当時の戦争がいかに激しく、兵士を傷つけたものかがわかる。その戦いで友達を亡くしたトールキン教授にとって、戦争体験が作品に反映されないわけがない。そしてフロドだけが回復できない傷を負ったのではなくて、当時の若者はみなそうだったんではないか?おクチ様や私の世代は、戦争を知っている世代の人が小さい頃身近にいたから、その感覚が少しは実感として理解できる・・・キリスト教的なものについても、ミッションスクールだったから、わかるのよ〜っておっしゃってた。そのへんもう少し聞きたかったような。あとは『テレプシコーラ』の話とか、自分でいろいろとイケナイことを学習しなくちゃいけないわ。ということや、あぶない人の話や、いろいろ。
ところでご主人は(うちの熊、とおクチ様は言う)どうされてるんですか?と聞くと、「1000円を渡してきたからいいの。」ですって。・・・・それって、それって、うちと同じ・・・・!!!これも「天衣無縫タイプ」の共通項か?ラシェット・ブランシェに先に来たことがわかったら、たぶんすごく不機嫌になるだろうとのこと。次回来店の折に、「このあいだはどうも」って言われないことを祈っています。
さて、前例に習いおクチ様のご紹介を。辛口性格診断は私と同じ「天衣無縫タイプ」
グルメ、お耽美担当・・・最近は歌舞伎も。maliceとじじいをこよなく愛するおクチ様のHPはこちら。
http://park1.wakwak.com/~okuchisama/
■ 2004年02月14日 ■『愛すべき娘たち』の話
あ、そうそう、これも書こうと思っていたのに忘れていた。一日たつと一個忘れ二日たつと二個忘れてしまうから、レポは早めに書きたいんだわ。おクチ様と話していて、「へえ、そういう見方があったんだ」と思ったのはよしながさんの漫画の話。日記に書いてくださったので、とりあえずそのログのURL。
http://park1.wakwak.com/~okuchisama/scf_diary/scf_diary/200402/16.html
『愛すべき娘たち』は雑誌掲載時に、なんだこれ?と思ったけれど、単行本で読んだらおもしろかった。それでもあんまり好きではなかった女子大生の話と、愛するって差別よねの話。おクチ様のおっしゃるように、それぞれエロゲーと唯一神の宗教をおちょくっているとしたら、すごいかも。いや、それを聞いたらそういう見方しかできなくなっちゃったよ(笑)変だと思ったのよね。まじめな顔して、愛するって差別じゃないの?なんて。意識してよしながさんがやっているならスゴイ!意識していないならもっとスゴイかも(笑)指輪の宗教的な解釈の話と地続きでこの話が出てくるところが、日曜日の食事の醍醐味でした。彰義隊の話もおもしろそう。私、よく知らないので反応できませんでしたが。以下参照。
http://park1.wakwak.com/~okuchisama/scf_diary/scf_diary/200402/14.html
■ 2004年02月14日 ■ステーションホテルのラウンジで

私は食事がすぐに終わるとは思えなかったので、列車の予約を夕方にしておきました。これはやっぱり大正解で、ゆっくりとランチを食べたあと東京駅に移動してお茶をする時間をとれました。ほんとはチビ達におみやげを買う約束してたんだけれど、もういいや、金沢に帰ってからで、という気分になって、「ひよこ」と「東京バナナ」を買って帰りました。
東京駅で入ったお店はステーションホテルのラウンジ。ステーションホテルは一度泊まってみたいと思っていたんですが、なかなか機会がなくて。今回中に入れてよかったわ。入り口は地味ですけれど、中に入ると昔ながらの建物の感じが素敵でした。素敵・・・というのはちょっと違うかな、上野の貴賓室もそうですけれど、豪華とかそういうんじゃないけれど、もう過ぎてしまった昔の東京の名残があるような場所です。入って正面のロビーと区切りのないラウンジのテーブルに腰をおろし、さて何を注文しよう。おいしいランチでデザートを食べたあとでは、ここでケーキを食べるのもね、ということであんみつセットを注文しました。
これが意外とおいしかったですよ。おクチ様はつぶあんの方がお好みだそうですが、こしあんとアイスが載っていて、羽二重餅みたいのがいくつかはいっています。お茶もけっこうちゃんとした味だった。漬物(?)も口直しによかった。そこで40分くらいいたのかな。改札口でお別れして短くて中身の濃い私の旅が終わりました。
■ 2004年02月14日 ■旅は続くよ・・・
ああ、楽しかった。遊んで下さった皆様どうもありがとう。年に何回か行っていると、つい昨日別れたばかりの友達と今日また会ったみたいな感じがします。実際、ネットでほとんど毎日顔を合わせているわけで、学校の時みたいな感じかもね。以前は東京から帰る電車に乗るとちょっと寂しかったこともあるんだけれど、この頃は全然そんな感じがしない。また来ればいいんだし(笑)またどうぞよろしく。金沢にも遊びに来てくださいな。そして東京以外のみなさまも、機会があったらどこかでお会いしましょう。

越後湯沢で乗り換えする時に、夕食にお弁当を買いました。とりめし弁当。850円。新潟で買うお弁当はたいていどれもおいしいです。お米がおいしいのかな。鶏肉もおいしかった。わさび漬けがアクセントになっていました。
金沢駅に同居人氏が迎えに来ていました。どうもどうも。しかし、私がいない間に車のディーラーへ行って、カーステレオのスピーカーを取り替える段取りをつけてきたらしい。年末に車を買ったのと同じ手だな。貯金のできない「天衣無縫タイプ」妻にこのダンナ。これではいつまでたってもお金がたまらないわね。