本屋さんで続きを買ってきました。「天才戯曲作家、榛原憂月(はいばらゆづき)の代表作『赤の神紋』の主役オーギュスト役候補として指名されたケイとワタルは、8ヶ月の間に五つの役を演じて競うことになった。ふたりはそれぞれ自分の芝居で全力を尽くす。無名の新人であるケイの大抜擢を妬む者たちによって、様々な罠がしかけられる。果たしてケイは自分の役を演じきることができるのか?」・・・これ、ほんとに『ガラスの仮面』なんですけれど。確信犯かもしれない。でもって、そうとわかっているのに、読むのやめられないって、この手の話のお約束?面白かったです。榛原に対して複雑な愛憎を抱いている連城が、時に自暴自棄な狂気に取り付かれつつも、最後の最後で踏みとどまっているところがミラージュと違っています。連城がもしかしたら、榛原の一番の理解者かもしれないという話でもいいし、ケイのことをガードしつつ最後の最後にケイによって作品を昇華させるという話でもいい。妙なところに走らずに着地してくれたら、いいなあと思いつつ、続きを買って来ようかなと思ったり。(そんなことをしているヒマはないはずだろう、自分。)
投稿者 SOKE : 2005年05月22日 21:03