シリーズの一冊目と二冊目の感想はかなりシビアだけれど、私はこのシリーズが結構好きかもしれない。っていうか、同人誌を買って、三冊目を探して買ってるんだから推して知るべし。そしてあっというまに読み終えた。このシリーズでは、主人公のショウとレイは一線を越えず、距離をたもっているが、同人誌では違っていた。その本を読んでいるので、本編がよけいに切なく感じるのかもしれない。でもやはり三巻も微妙な仕上がりなのだった。どうしても設定がね。宝石という設定自体がシビアだから。そこに触れずに描かれた純愛はどこか足元が不確実だから。でも、そこを曖昧にしたまま楽しむべき本なのかもしれない。今回のストーリーはインド統治に関わる機密書類が盗まれるお話。これももっと練ってミステリに仕立てることは可能だと思うんだけれど・・・レイの幼なじみ達がでてくるんだけれど、この人たちもいろいろと人の道に外れたことをしてあっけらかんとしているところが、ちょっとひっかかるんだなあ。そういうところを突っ込んじゃいけない話なのかしら。そのへんクリアしてくれたら、すごくすっきりするんだけれど。あと、全ての黒幕セバスチャン・ジョーンズが誰と対決するのかが、まだ曖昧だな。レイもショウも役不足でしょう。レーン全体との知恵比べになるのかな。
投稿者 SOKE : 2005年04月28日 22:22