小杉十郎太×三木眞一郎 こおろぎさとみ 檜山修之 松本保典 堀内賢雄
今年出たばかりのCD。シリーズ最終巻。7年の時間をかけて、原作を全てCD化することができたのは、原作にとっても出演者にとっても幸せなことなんでしょう。キャストのトークも和気あいあいとして、他のCDのおつきあいトークとは全然違う。今回の内容は、玖珂と月島が家を建てる話。家を建てる前にお互いの両親に了解をもらいに行く。玖珂の母親は既に二人の関係を知っているので、月島の両親の了解が取れたら話を聞いてあげるといいます。月島は和解したばかりの金沢の両親の元へ、今度はカミングアウトをするために帰ります。・・・紆余曲折の末、月島の両親が語る言葉が泣かせます。「親が子供に望むことになることなんて世界にたったひとつ。あなたが幸せになることよ。玖珂さん達と暮らすことがあなたの幸せなんだったら、もう言うことはないわ。」月島はありのままの自分を受け入れてくれた両親の言葉に涙します。こうして月島のお話は完結したのでした。
普通の仕事をして、普通の家庭生活をして、新しい家族として出発をするそんな話でした。なのになぜこんなに面白いのかわからない。原作も全部読んでみました。CDは原作を忠実に再現しているんだけれど、原作だけではこの感じはでない。でも、CDは原作があればこそ。ドラマCDはものによっては、CDと原作がパラレルのように、全く違うものになったりもするし、どちらかがどちらかを越えている場合もあるんですが、ごはんの場合はどの場合にもあてはまらないようでした。
このCDにはゲストとして堀内さんが出ています。月島の先輩として横恋慕する建築家。賢雄さん、こういう役このごろ多くない?奇しくも、黒羽と鵙目サンなんですが、全然違う。小杉さん、まだかわいい役もできるんだ。ごはんの面々は今回、ブランクを全然感じさせない演技です。間にあんな役やこんな役、いろいろされているわけですが、どんどん芸域が広がっているんだなあ。と、妙なことに感心したりして。おまけのシリーズ最終トークCDも楽しかったです。