■ 2005年03月16日 ■ <本>剛しいら『恋の達人』

イラスト:みさらぎ楓李 (Daria novels ) ム−ビック 2003/05出版
いつも笑顔を絶やさず気配りを欠かさず、部下の女性達の恋の相談相手を親身にこなす松浦課長(34歳)は、「恋の達人」と呼ばれている。そんな彼がロマンティックな恋にあこがれつつも現実に幻滅するのが嫌で、恋人などいないことは誰も知らない。彼の下に他社から転職してきた古城(24歳)が配属された。古城は一目で松浦に恋をして、相談を持ちかけるふりをして松浦を手に入れようと画策する。
乙女なオヤジ受けです(笑)。イラストもかわいい。かわいいけれど、松浦課長は仕事はきちんとするし、女々しい感じは全然ない。古城も体育会系の割りに、単純馬鹿ではなくて、踏み込んじゃいけない一線と押して行くべき勘所を心得ている。とりたてて大きな出来事もなくて、淡々としたお話なのに、ふたりの間の押したり引いたりの駆け引きが楽しくて、ついつい読んでしまう。そんな話でした。そういう話って一番書くのが難しいと思うんだけれど。

剛しいらブックガイド

投稿者 SOKE : 2005年03月16日 19:43
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