イラスト:谷地恵美子 白泉社 1992/12出版 ISBN:4592860535 \1,428(税込)
東北の地方都市を仕切るヤクザの長男として生まれた烈(れつ)は、争いごとを好まない繊細な少年で、父の急死によって引き起こされた身内の勢力争いに翻弄されるばかりだった。そんな烈を救ってくれたのは、他所からやってきて幹部にまでなった黒羽だった。実は彼は全国組織の幹部であり、跡目争いに乗じて、組をのっとり傘下におさめて東京に帰った。烈は黒羽を頼って上京するが・・・・
黒羽さんと鵙目さんがでてくるけれど、全然別のお話。しいて共通点をあげれば鵙目さんがモデルにしたいようないい男、ってところかしら。この本の黒羽さんと鵙目さんが合体して、鵙目隆之になって、黒羽の息子が大きくなって黒羽斉彬になったみたいだ。これを読んだ人は誰でも思うことだろうけれど、烈を見ていると歯がゆい。物語の転回点まで、「もっとしっかりせんかい!ボケ」と、黒羽のファンの組員の皆様同様思うに違いない。もちろん、それだけでお話は終わらなかった。烈は変わった。しかし本質までは変わらなかった。この結末をどう取るかということについては人それぞれ意見が分かれるところだろうけれど、水底に沈んだような烈の気持ちの動きを描き出した筆力はすごい。烈は高校生で、それから10年の出来事なのだけれど、結局最後まで子供のままだった。それでは人と対等の関係は結べない。現在の『黒羽と鵙目』はもう成長しきった(笑)大人たちの物語で、黒羽の好色も鵙目のため息もドクター前田の初々しささえ、ユーモアでくるむ余裕がある。読者は読んでいてくつろげる。1992年の作品ということで、その頃の状況を反映しているということもあるんだろうな。客観的にみれば、黒羽ほどの有名人が他の組に潜入することは不可能だとか、烈への平山の横恋慕の唐突さとか不自然なところはあるけれど、傷ついた子供の話を描きながらも、その後に続く芽を持っているところが好きでした。
参考レビュー
http://www.ja-na.com/HM/ranking/rank_29.html#kin
そうそう、隆ちゃんだったら、子供が餓えていたら絶対なんとかしてくれる。
そういう心遣いがこの本にはなくてさみしかった。
花郎藤子(はないらつふじこ)出版物リスト 参考:紀伊国屋ブックweb
32. 寂しい金魚(白泉社花丸ノベルズ )
花郎藤子 /白泉社 2004/07出版 186p 18cm ISBN:459286252X \820(税込)
31. 黒羽と鵙目5(花丸ノベルズ )
花郎藤子 /白泉社 2004/01出版 192p 18cm ISBN:4592862503 \820(税込)
30. 廃園の番人(白泉社花丸文庫 )
花郎藤子 /白泉社 2003/04出版 222p 15cm ISBN:4592873386 \540(税込)
29. カンナギ様式(Be−boy novels )
花郎藤子 /ビブロス 2002/06出版 250p 19cm ISBN:4835213408 \893(税込) 入手不可
28. 異形綺譚(白泉社花丸文庫 )
花郎藤子 /白泉社 2001/04出版 222p 15cm ISBN:4592872215 \520(税込)
27. 黒羽と鵙目4 (花丸ノベルズ )
花郎藤子 /白泉社 2000/12出版 156p 18cm ISBN:4592862376 \550(税込)
26. ウルバンの月(白泉社花丸文庫 )
花郎藤子 /白泉社 2000/10出版 211p 16cm ISBN:4592871979 \540(税込)
25. 鬼火(白泉社花丸文庫 ) ホラ−競作集
花郎藤子 /白泉社 2000/07出版 353p 16cm ISBN:4592871855 \700(税込) 入手不可
24. 黒羽と鵙目3 (花丸ノベルズ )
花郎藤子 /白泉社 1999/06出版 170p 18cm ISBN:4592862333 \570(税込)
23. Wild flower(白泉社花丸文庫 )
花郎藤子 /白泉社 1999/04出版 203p 16cm ISBN:4592871014 \500(税込) 入手不可
22. セントエルモスファイア(Be−boy novels )
花郎藤子 /ビブロス 1998/12出版 233p 19cm ISBN:4882719266 \893(税込) 入手不可
21. ガルシアと呼ばれた男(白泉社花丸文庫 )
花郎藤子 /白泉社 1998/12出版 255p 16cm ISBN:4592870786 \560(税込) 入手不可
20. 黒羽と鵙目2 (花丸ノベルズ )
花郎藤子 /白泉社 1998/07出版 251p 18cm ISBN:4592862287 \670(税込)
19. 恐怖の男たち3 (白泉社花丸文庫 )
花郎藤子 /白泉社 1997/10出版 285p 16cm ISBN:4592870182 \600(税込) 入手不可
18. 恐怖の男たち2 (白泉社花丸文庫 )
花郎藤子 /白泉社 1997/10出版 300p 16cm ISBN:4592870174 \620(税込) 入手不可
17. 恐怖の男たち1 (白泉社花丸文庫 )
花郎藤子 /白泉社 1997/10出版 266p 16cm ISBN:4592870166 \580(税込) 入手不可
16. 天使はライフルをぶら下げて(白泉社花丸文庫 ) あぶない放課後・番外編
花郎藤子 /白泉社 1997/08出版 229p 15cm ISBN:4592870093 \540(税込) 入手不可
15. 禽獣の系譜下 (花丸ノベルズ )
花郎藤子 /白泉社 1997/05出版 179p 18cm ISBN:4592862171 \570(税込) 入手不可
14. 禽獣の系譜上(花丸ノベルズ )
花郎藤子 /白泉社 1997/05出版 163p 18cm ISBN:4592862163 \550(税込) 入手不可
13. 黒羽と鵙目(花丸ノベルズ )
花郎藤子 /白泉社 1996/08出版 188p 18cm ISBN:4592861922 \590(税込)
12. Without you(花丸ノベルズ ) あぶない放課後3
花郎藤子 /白泉社 1996/03出版 165p 18cm ISBN:459286171X \550(税込)
11. ヴィヴィアン完全版
花郎藤子 /コアマガジン 1995/10出版 388p 18cm ISBN:4877340327 \1,223(税込) 入手不可
10. 花郎藤子の世界(イマ−ジュ・ブックス )
/コアマガジン 1995/10出版 221p 21cm ISBN:4877340319 \1,223(税込) 入手不可
9. Naughty boys(花丸ノベルズ ) あぶない放課後2
花郎藤子 /白泉社 1994/10出版 157p 18cm ISBN:4592861094 \541(税込)
8. 夏に触れろ
花郎藤子 /白夜書房 1994/07出版 222p 19cm ISBN:4893674277 \1,223(税込) 入手不可
7. Call me(花丸ノベルズ ) あぶない放課後
花郎藤子 /白泉社 1993/10出版 163p 18cm ISBN:4592860764 \561(税込)
6. オ−ディンの三つ子
花郎藤子 /白夜書房 1993/04出版 206p 18cm ISBN:4893673025 \1,223(税込) 入手不可
5. 禽獣の系譜
花郎藤子 /白泉社 1992/12出版 287p 20cmX14cm ISBN:4592860535 \1,428(税込)
4. 恐怖の男たち
花郎藤子 /白泉社 1992/08出版 470p 20cmX14cm ISBN:459286039X \1,835(税込)
3. ジ−ン・ジニ−天使の住む街
花郎藤子 /白夜書房 1992/06出版 208p 18cmX12cm ISBN:4893672762 \1,223(税込) 入手不可
2. ヴィヴィアン( 赧き禍津日の神 ) 完全版 下巻
花郎藤子 /白夜書房 1992/05出版 197p 19cmX12cm ISBN:4893672657 \1,223(税込) 入手不可
1. ヴィヴィアン( 聖なる半陰陽神 ) 完全版 上巻
花郎藤子 /白夜書房 1992/05出版 196p 19cmX12cm ISBN:4893672649 \1,223(税込) 入手不可
う〜む。まめまめしいヤツめ。また、リスト作ったな。やめろ〜。また、どこまでも突っ走っちゃうでしょ。ちなみに、私が買ったのは、3・4・6。面白そうだけど、ちょっと重そうよ、この路線は。
CD、入手。ちょっと、ムリしちゃった。ね?ほら〜。(って、そりゃ、もともとか・・)
禽獣。SOKEさんの感想のが、レビューより、近い印象。黒羽と鵙目を捜そうとすると、混乱する。烈なんて、記憶にない。でも、最後が、すごく印象的だった。鵙目の思いも、また。それは、日常ではなく、夢だから、烈は、そうするしかなかったんじゃないかと。・・きちんと読んでないから、印象に過ぎないけど。
恐竜博物館、行ってきました。マスタニさんかなあ?う〜ん。そうのような、そうじゃないような・・騒いでる割には、耳、悪いから。でも、マスタニさんの前は、ちょうど、鉱物のとこで、思う存分、楽しんだ。石見たり、映画見たり、骨の空間を楽しんだり。時間が足りないほど、居心地のよい場所です。
私が買ったのは、16、17、21、26、28。だいたいこのへんを読めば大丈夫かもしれない。CD落としたんだ〜すごい〜私なんて、剛さんのデビュー作の入った文庫本を一週間も見守っていながら、最後の五分居眠りして10円差で逃した(涙)さっき。結構ショック。
禽獣では、鵙目は完全に脇で、黒羽の息子の方が、主役に近かったよ。黒羽自身も、どうしてそんなに烈をかばうのかわかりにくかった。やっぱり完成度は今の方が上だけれど、いろんな要素はすでに含んでる作品だった。
あーマスタニさんじゃないかも。私も耳はあんまりよくない。でも、恐竜のお仕事はやったことあるそうよ。