イラスト:萩原薫 (AZ novels ) イ−スト・プレス 2005/02出版 第一作の感想はこちら
シリーズ第二作。非合法の運び屋をやっている兄弟に拉致されたお医者さんが、彼らの住む島の近くで診療所を開くことを決め準備をしている時に、またしても危険な依頼が舞い込んだ。それは麻薬密輸の疑いで南米の刑務所に入れられたイタリアマフィアの息子を救出してイタリアの屋敷まで運ぶという仕事。心ならずもその一端を担うことになったお医者さんの胸中は複雑・・・
この本キャッチが過激なんです。口絵とか帯の文句がね。「ドクター、三の次は何だ・・・?」答え四・・・そんなもので手にとる読者もいないと思うんですが、それはほとんどシャレみたいなもので、話はとっても面白いし、心理描写もちゃんとしています。B級アクションを書くぞ〜というノリの良さが楽しいし、プロットも優れもの。惜しげもなく使われるアイディアをもったいないと思うべきか、剛さんのこの勢いに拍手を送るべきか。判断が難しい。