■ 2005年02月26日 ■ <本>『彩雲国物語5― 漆黒の月の宴』

人数が増えると、レギュラーメンバーでさえ消えて行くサバイバルなこのシリーズ。やっと茶都にたどりつきました。これから仕事をするとなると、もう王様が出てくる機会はほとんどないのでは。三冊以上脇に置かれてると、読者に忘れられてしまうぞ。いや、もうこの話は秀麗以外はストーリー上の駒。秀麗でさえも狂言回し的扱い。うーん。作者の頭の中にはストーリーがたくさんあって、魅力的な登場人物がたくさんいて、あれもこれも書きたいんだろうけれど、こういう使い方はとってももったいない。もっとしぼって緩急をつけたほうがいいと思うな。今回のメインストーリーは、同じタイプの人間のふたつの生き方ということになるかもしれないけれど、そこにもう少し愛情がないと、このままでは薄っぺらになってしまうかもしれない。おもしろかったけれど。

投稿者 SOKE : 2005年02月26日 21:20
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