イラスト:華門(Daria novels ) ム−ビック 2002/11出版
これは吸血鬼と狼男の話。現代に生きる異形のものは、目立たず騒がず、税金をちゃんと納めて、警察や病院のやっかいにならず、住民票やパスポートを入手してひっそりと暮らしている。食料も人間を襲わず自分達で調達しているくらいだ。けれども一人で生きる寂しさだけはどうしようもない。そんな時に出会ったのは・・・という話。『ヴァン・ヘルシング』をちょっと思い出しましたよ。荒唐無稽な設定をあんまりウソっぽくなく書いていて上手でした。この話は続編の『夜の秘密』と一緒に文庫になる予定だそうです。