鈴村健一(ユウリ)鳥海浩輔(シモン)子安武人(アシュレイ) 遊佐浩二(グレイ)
これはCDだけ聞いていては訳がわからないと思う。あのややこしい原作をほぼ忠実にドラマ化して、しかも用語の説明は一切なし。だから原作ファンにとっては、聞きごたえがあるかも。
しかし、主役三人の配役は今のところ微妙かもしれない。無垢なユウリをはさんで、守護天使のシモンと悪魔的なアシュレイが綱引きをしているというバランスを再現できるかどうかがポイントだと思うんだけれど。果たして声優さんたちがそれを理解しているのかどうか。聞いたところではそんなにはっきりしていなかった。鳥海さんのシモンはイラストとかのイメージと違う。でも、冒頭の百物語のシモンの語りは素晴らしい。鈴村さんのユウリは意外とあっているけれど、もっと子供っぽいイメージの方がいいかな。子安さんの声を初めてまともに聞いたけれど、いい声だった。アシュレイを演じるには毒が少ないかも。シリーズはたくさん出ているし、CDも第二弾が発売されたばかり。これからどんどん、独自の世界を作ってくれるなら、フォローしてもいいんだけれど。あ、グレイに遊佐さんはもったいない。いっそ、アシュレイをやってほしかったくらい。
鈴村くんは子供っぽいのも上手いし、子安さんはいくらでもアクが出せる人だけど、それはディレクターの指示なのかしら?
なんてちょっと思ったりして。
なにせ、このキャラクター達には原作者が読んできたであろういろんな本のエッセンスが詰まっているので、私の聞き方が偏っているのかもしれません。アシュレイとユウリは今後の展開であわせて行く余地がありそうだけれど、シモンはちょっと苦しいかなあ。