大学病院の派閥争いに疲れ山村の診療所の仕事をしていた医師が、突然やってきたチンピラに押し倒されて、彼を追ってきた借金取りに写真を撮られて、写真を返して欲しかったら三日以内に800万円返せと言われ、借金をした本人を探して東北地方を北上するロードストーリー。
いや、いつものパターンなんです。とりあえずやっちゃって、そのあと心が通じあうという。こうなると、アレンジの仕方のお手並み拝見ということになるんだけれど、谷崎さんはすんなりと読める話に仕上げているので、これも面白かったですよ。許せるご都合主義と許せないご都合主義って、境界はどのあたりなのかなあ、と考える今日このごろ。・・・そろそろおなかいっぱいか?まだ続くか?谷崎作品は好きなので、読み続けますが。